Minsyuku Unagikohan(民宿　うなぎ湖畔)

評論

• 2013/06/06

  きくりん

  かつて西郷どんが湯治に訪れたり、映画「男はつらいよ」のﾛｹで寅さんも訪れた、鰻温泉の宿。連休最後の日の午前中、日帰り入浴して来ました。車から降りると、硫黄の匂いに包まれ、期待が高まります。入浴料300円を払い、玄関から外へ出て、左手に進むとすぐ湯小屋。4人ｻｲｽﾞの石造り内湯には、うっすら茶色がかった透明のｱﾙｶﾘ性単純温泉(源泉名:うなぎ湖畔)が、かけ流しにされています。湯温は42℃位。PH8.6ながら、さらりとした浴感。鉄臭がしています。鄙び度もなかなか。一度服を着て、次は女湯の前を通り過ぎ、露天風呂へ。12人ｻｲｽﾞの石造り浴槽は、奥の湯口付近で女湯と繋がっています。うっすら白濁の湯で、こちらも湯温は42℃位。歩くと白い湯の花が、舞い上がります。口に含むと、金属臭がして、ほんのり玉子味。民家の屋根越しに鰻池を望む素晴らしい景色を楽しみながら、貸切状態で満喫できました。次回は泊まって、温泉蒸気を利用した「ｽﾒ料理」を是非味わってみたいです。

• 2011/09/16

  ぴいすけ

  　民宿が数件あるだけの鰻温泉は指宿から車で１０分程度のところにあります。指宿を訪問した際に指宿温泉以外に泊ってみようと思い立ち、九州・山口の温泉旅館などを紹介する雑誌に紹介記事が載っていたので予約してみました。あとで知ったのですが、最近になって立派なホームページもできたそうです。 　この地域には「スメ」とよばれる噴気を利用した調理用スペースが各家庭等にあるのですが、民宿鰻湖畔のそれはかなりの大きさです。 予約すればこのスメを利用した鳥の蒸し料理なんかも出してくれるそうです。 　料理は値段相応といった感じで絶品料理とまではいきませんでしたが、どれも大変美味しくいただけました。食後のデザートは山盛りのかき氷でした。 　露天風呂は鰻池を見下ろせる混浴露天風呂と男女別の内湯があります。内湯の建物と露天風呂は５ｍくらい離れていて、一度着替えてからでないと移動できないのは残念でした。かなり高温の温泉です。熱湯好きにはいいのですが、ぬる湯好きには絶対におすすめできません。 　近くにある市営浴場のお湯は無色で湯の華もほぼ皆無でしたが、民宿鰻湖畔さんでは内湯は市営浴場と似たような感じのお湯ですが、露天風呂には湯の華が舞っていました。 　写真では少しわかりにくいですが、写真の左上部のあたりにかすかに鰻池が写っています。 　脱衣所は男女別にあって、そこから露天風呂にでたところまでは男女の間に壁があります。で、お風呂はひとつなので中で合流です。でも、カーテンで男女をしきることもできるようになってました。