Syakochan Onsen(しゃこちゃん温泉)

評論

• 2016/07/13

  TAKE

  ここはつがる市庁舎と道を挟んで向かい側に立地する、福祉関係の複合型施設です。こちらのサイトにて高評価だったので来てみた次第。利用料金は320円。 さてこちらのお湯はナトリウム-塩化物泉、泉温48.1℃、源泉名は若緑温泉。主な成分はNa:3281mg、Ca:21.4mg、Mg:16.4mg、NH4:11.2mg、Li:0.2mg、Fe(Ⅱ):0.2mg/Cl:4345mg、炭酸水素:1328mg、I:1.7mg、硫酸:1.5mg、F:0.7mg、HPO4:0.6mg/メタケイ:170.2mg、メタホウ:49.5mg。溶存物質（ガス性除く）:9348mg/kg、pH:7.6。 使用状況表示は見当らない。アイテム槽の設置もあり、一部循環ありと見えます。これに伴い消毒付加もありと推察します。 お湯の特徴としては重曹系の塩化物泉。泉質名には顕れていないが、相当量の重曹成分も含まれている。近隣のお湯に類するものと思われます。 内湯のみで４槽あり。各々の状況は以下の通り。 ①中央の一番大きな主槽/タイル張り縁取り御影の16畳。バイブラ付加あり。湯色は透明感ある褐色。色合いは濃いめでコーヒー色ぐらい。いかにもモールといった感じ。湯口の香りを確認すると消毒付加ありかなの印象。浴感的には掛け湯で判るほどのつる感あり。適温41～42℃。 ②手前の円形ポリ槽/直径1.9間。湯色はさきほどの主槽よりやや薄め。湯口は上になく側面に多数。こちらは循環が主と思われる。加水もありか？…何故ここだけポリ槽なのか不思議に思ったが、おそらく子供用のプール浴槽なのかな？ ③奥側左/４畳サイズ。湯色は同程度。香りはモール臭。あつ44℃。こちらは掛流しと見える。施設内での比較論でいえば、ここの状態が一番良さそうに見える。 ④奥側右/打たせ湯１本あり。 ⑤最奥/岩風呂で４畳。天井が高く採光されているが、露天でなはい。こちらも湯色も同程度。香りはあつ湯のものに比べて薄い。適温41℃。加水があるのだろうか。 正直なところ、なるほどスパ泉的な要素のある公営施設かといった印象。湯使いに関しては期待したほどではなかったが。東北ではお湯のレベルが高過ぎるので、相対的なものでしょうか。料金もお安く日常的なお湯と理解します。

• 2015/06/11

  たこ

  青森県つがる市、つがる市役所併設の日帰り施設です。 福祉センターとか色んな公共施設がある地帯で、ちょっと苦手な部類かなと思いましたが、温泉棟は別になっており、訪問は特に躊躇しませんでした。おばちゃんのカラオケが聞こえてきます・・・。 施設は結構規模が大きい。脱衣所の中に休憩専用室があったりします。 脱衣所を超えると広大な内湯エリア。ほとんどの浴槽にモール泉が使われており、あつ湯やバイブラ等ラインナップも豊富です。 奥にはサウナと水風呂、半露天エリアまでありました。 過去口コミにありますよう、熱湯浴槽が秀逸でした。他の浴槽も全く悪くないのですが、ツルヌル感や香りが違います。 これだけの設備を利用しても値段は激安。そりゃ老人の溜まり場にもなりますね。 さて、なんか変な施設名ですが、由来は『遮光器土偶ちゃん』界隈でハニワは沢山出土しているかららしい。中学校の歴史の教科書等で見かけたアレです。

• 2014/06/20

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】49.7℃ 【成分総計と泉質】8,200g ナトリウムー塩化物泉 【色】ウーロン 【におい】モール 【味】塩 【浴感】ヌルスベ 【温泉利用状況】加水掛け流し 【感想】つがる市役所のところにある温泉で、大きな規模です。駐車に苦労したので察しましたが、やはり内部は地元高齢者を中心にかなりの賑わい。浴室はバイブラ付主槽・熱湯・打たせ・サウナ水・露天っぽいスペースという内容で多くの人数を収容できるでしょう。湯はウーロン色のモール温泉で、モール臭やヌメヌメスベスベとした浴感、塩味をキャッチできます。塩化物泉ということもありまして、カーッと温まるような感覚があります。なお、適温槽はウーロンというより紅茶色に近く味など薄まっているので加水されているのでしょう。一番状態が良いのは小ぶりな熱湯槽でして、前述の個性がよく出ています。クールダウンしようとして露天に行こうとしましたが、露天っぽいだけというような感じでした。湯の状態は熱湯の次に良い。広い風呂だが加水を感じさせないような槽もあり、しっかり個性をキャッチできます。