Hatagoshinden(旅籠しんでん)

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• 2016/04/23

  TAKE

  猿ヶ京温泉にやって来ました。こちらは温泉街から西に離れた閑静な立地になるの旅館です。群馬での宿泊先として利用しました。体裁はそれなりに整った感じだが、中規模旅館と民宿の中間といった雰囲気。備付けのご案内によると会議室や近隣にある町営体育館の貸出しもありとのこと。学生の合宿や企業の研修会合、冬季にはスキー客にも利用されるのかも知れません。 さてこちらのお湯はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉、泉温61.0℃、源泉名は猿ヶ京温泉　町有１号泉。主な成分はNa:234mg、Ca:222mg、Sr:1.2mg、Mg:0.9mg、Fe(Ⅱ):0.1mg/硫酸:619mg、Cl:247mg、炭酸水素:69.6mg、F:2.3mg、Br:1.4mg/メタケイ:74.9mg、メタホウ:27.3mg。成分総計:1540mg/kg、pH:7.2。 使用状況は加水:なし、加温:あり、循環ろ過:あり、消毒:なしの表示。 お湯の特徴としては石膏芒硝系で泉温がやや高め。町営の共同源泉の引湯になる模様。 内湯は岩風呂で２畳半。湯色はほぼ無色透明。香りは仄かな硫酸塩系。浴感的にはあまり目立たず。適温41～42℃の感じ。循環ありとの表示がちと引っ掛かるのだが、消毒はなしとのことだ。投入～排湯しっかりでオーバーフローも見えるし、循環装置も作動している様子がない。泉温の関係から見て加温は必要とも思われず、冬季に補助的に使用しているのかも知れない。宿泊客のみに限定され、お客も多くない状況であれば完全放流となっている様です。 露天も同じく岩風呂で４畳。こちらはあつ湯43℃の具合となっていた。景観的には裏の雑木林の向こうに近隣民家が見えるという感じでした。 食事は主菜が地産の姫マスや豚といった辺りだが、米・野菜類がほとんど自家製でした。なるほど兼業農家ということなのですね。女将手作りという漬物は一味違った感じでした。 全体的にほどほどといった感じなので評価に迷うところですが、これぐらいとしておきます。