Tomiya(とみや)

Reviews

• 2015/01/18

  きくりん

  天神山の山懐に佇む、湯村温泉街を一望する宿。以前、日帰り入浴しました。湯煙たなびく源泉「荒湯」からも、坂道を登ってすぐです。大浴場「愛宕の湯」では、自家源泉の無色透明単純炭酸泉を満喫。緑に囲まれ、まったり湯浴みできました。次回は泊まって、山陰の海の幸や但馬牛を部屋食で頂いたり、展望露天風呂「天神の湯」も入ってみたいです。

• 2014/04/09

  TAKE

  浜坂からバスに乗って湯村温泉にやって来ました。湯村温泉は1150年に慈覚大師が開湯されたという由緒ある古泉ですが、温泉街の情緒がありますね。温泉街のシンボル・元湯である荒湯の前を通り掛かると、湯煙を上げている様子が見えます。湧出直後のものは硫化水素の香りがしますね。 こちらは荒湯からもほど近く、温泉街の西のはずれ辺りにある温泉宿です。施設的にはやや古びた印象はしますが、私は基本お湯が良ければあまり気にはしません。なお、日帰り入浴は15時～とのことなので、当日の宿にチェックインしてから来ました。 さてこちらのお湯は単純高温泉、泉温88.9℃、ほぼ無臭、無色透明の青掛り。源泉名はとみや１号泉。 主な特徴を表す成分としてNa:212mg、Ca:14.6mg／炭酸水素:195mg、硫酸:153mg、Cl:134mg、F:8.1mg／メタケイ:139mgといった辺り。因みに成分総量は0.899g。 分析書は昭和63年6月のものなので、更新が滞っていますね。使用状況表示もありません。女将さんは温泉ソムリエとのことなので改善をお願いしたい。宿の方に聴くと消毒はなく、基本的には掛流しとのこと。加水有無や冷却方法については詳細確認していません。 とみやさんは自家源泉です。成分総量で約0.1g足らず単純高温泉となっていますが、泉質的にはほぼナトリウム‐炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉の特徴です。 硫酸塩系は山陰地方でもよく見掛ける泉質ですが、美人泉と云われる自然なつる感がありますね。沸点近い高温泉のためなのか、泉源が近いはずなのだが浴槽までは硫化水素が到達するのは難いのかな。ほぼ無臭といっていいぐらい仄かですね。 内湯は適温41℃付近　槽内中央にある湯口から、周囲360度に注がれ、手前側にオーバーフローします。露天は仕切りによって温度帯が分かれており、奥側が42強～43℃付近で、手前側が適温付近です。 なお、露天には熱い湯口と、ぬる目の湯口の２つがあり疑問に思いました。前述の如く循環消毒有無と併せて宿の方に聞いたところ、消毒はなく槽内再循環をしているものだとか。なるほど冷却のための処置ですね。高温泉については源泉率を取るか、加水による鮮度重視を取るかは永遠のテーマだと思いますね。 温泉街のはずれに立地しているのが景観的には幸いしており、露天から見える西方の山並みはまずまずといったところです。

• 2011/04/21

  しろうさぎ

  客室数３４室の旅館。　薬師湯に入れなかったので１５時まで喫茶店とリフレッシュパークで時間をつぶしたが、結局「木の香いろり寿荘」に入浴した。