Yuumei Hotel(有明ホテル)

Reviews

• 2016/03/29

  TAKE

  雲仙にやって来ました。こちらは明治37年開業という老舗宿。現在の建物は比較的年代が新しい様でモダンな印象です。体裁整った感じのお宿で館内には歴史を物語る展示物が散見されます。九州温泉道にも認定されてますが、その歴史的背景とお湯の評価によるものでしょうか。私が今回の宿泊先として決めたのもその辺りがポイントかと思います。 さてこちらのお湯は酸性・含鉄-硫酸塩泉、泉温55.4℃、源泉名は記載なし。主な成分はCa:36.3mg、Al:26.2mg、Fe(Ⅱ):21.1mg、Na:11.7mg、Mg:10.3mg、Pb:0.4mg/硫酸:668.8mg、硫酸水素:283.6mg、Cl:4.2mg、NO2:2.5mg/メタケイ:290.3mg、メタホウ:1.6mg/H2S:0.1mg。溶存物質（ガス性除く）:1380mg/kg、総硫黄:0.1mg、pH:1.9。 使用状況は加水:ありの表示。 お湯の特徴としては緑礬泉となります。泉源は清七地獄にあり、泉温92℃の高温泉であるとのこと。分析値は引泉後のものになる模様かな。 お湯に関しては、朝一の新湯状態について書きます。こちらでは深夜に清掃～お湯張り替えとなる様なので、一番風呂の状態が最良と思います。 内湯は鎌の穂先の様な弧を描く浴槽でサイズは７畳弱。湯色は透明感ある弱緑色・弱濁り。コロイド状の湯の花は見えるが透明度は高く底まで見通せる。しかし底に溜まったものが舞い上がると濁度を増す。白濁緑掛りで透明度20cmぐらいとなる。香りは酸＋仄かな硫黄。浴場手前から硫黄の香りが漂うのだが、お湯そのものの香りはi意外と仄か。総硫黄は上記の通りで数値的には微量なのだが、H2Sの蓄積により雰囲気の方に感じる様だ。浴感的には酸性泉らしい刺激感は強くなく、あまり目立たない感じ。加水により穏やかな感じになっているのかも。底に溜まった粒子状の湯の花が舞い上がると、それに伴うと思われるきしみ感あり。適温41℃の具合となっていました。 露天は岩風呂で楔形の６畳サイズ。こちらも適温41℃の調整。近景の緑を眺める感じとなっています。 食事は島原の地産といった感じでなかなかよろしかった。この辺は海の幸に恵まれてるのは判ってましたが、畜産も盛んであるとは今回改めて認識しました。

• 2016/02/03

  名無しの温泉好き

  先日有明ホテルさんにお世話になりました！ まず印象としてとても硫黄の香りがするホテルでした！ 苦手な方もいるかもしれませんが温泉街に来た！！って気分になれました！ 従業員の方の接客がとても良く、この宿にしてよかったと思いました！ 部屋も古いとか口コミに出てましたが、とても綺麗に清掃してあり私たちには最高の部屋でした！ 料理は部屋食にしましたが久しぶりにお腹いっぱい食べる事ができ最高によかったです！ 残念だったのは部屋にあるお風呂のシャワーからお湯が出なかったことです！ しかし私たち家族にとって本当にいい思い出になりました！ 従業員の方々の気配りを思いだし帰ったときにまた戻りたくなり、切なくなるほどです！ 本当にありがとうございました！ 素晴らしい従業員の方々にまた会いに行きたいです！

• 2013/09/12

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】76℃ 【成分総計と泉質】0,769g 酸性ー含鉄ー硫酸塩泉 【色】かすかな濁り 【におい】酸性 【味】酸味 【浴感】なめらか 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】九州温泉道認定施設。脱衣所にも九州温泉道に認定されているということが宣伝されていました。浴室はゆったりとした内湯と自然に囲まれた岩露天。やはり内湯に入った時の浴槽からサラサラとオーバーフローする様子が温泉好きにとっては好印象です。湯は硫化水素感はほとんどなく、どちらかと言うと酸性の個性が強く出ていたように思う。酸性臭に酸味。肌にビシっとくるような感覚は少なく、なめらかな度合いの方が強い・・・と言ったら酸性泉に対しては失礼だろうが、新鮮だからこその絹のような感じが心地よかったです。入浴しているとだんだん気持ちが高揚していくような感覚がありました。