Iwaobetsu Onsen Rotenburo(岩尾別温泉露天風呂)

Reviews

• 2015/09/24

  TAKE

  川湯温泉の宿を出立した翌日、知床・斜里方面を巡ってみました。こちらは知床半島の北岸付近にある野天湯。通常、立入可能なエリアとして北岸では最果ての温泉となる。この近くには「ホテル地の涯」という一軒宿があり。そちらが管理されているそうで、無料解放とは誠に有難い。なお今回の北海道旅行では道東の宿泊先をネットで検索。そのお宿も見掛けた。候補の１つには挙がっていたのだが、残念ながら今回はご縁がなかった。またの機会があれば。 さてこちらのお湯は概要のみ記すと、ナトリウム・カルシウム - 塩化物・炭酸水素塩泉、泉温63.3℃、源泉名は岩尾別温泉。溶存物質（ガス性除く）:2039mg/kg、pH:6.8。 使用状況表示はなし。状況的に見て完全放流で、基本は源泉掛流しと見える。 源泉に関してはホテル地の涯さんと同一で、そこには分析書があるらしい。そちらは昼前後の時間帯のみ立寄りも可能とか。 お湯の特徴としては含食塩の重曹系であるが、芒硝・石膏も若干といった感じ。 この野天は駐車場から降りてすぐ近くの「３段の湯」と、奥に200mほど行った処にある「滝見の湯」の２箇所あり。 「３段の湯」はご家族４人連れ（子供２人）の先客あり。従って、「滝見の湯」から使いましたが、こちらでは幸い貸切でした。 「滝見の湯」は岩風呂でほぼ円形の直径１間サイズとこじんまり。基本的に１人貸切か、気の合うお連れさんとの２人までか。 湯色はほぼ無色透明。香りは仄か。浴感は少しつる感あるかなあ？の感じで、あまり目立たない。適温42℃の具合。加水用のホースはあったが、利用時は加水されている様子はなかった。ご勝手流なのでしょう。投入量はチョロチョロ感じ。お湯と景観重視ならこっちかな。周囲の森林に囲まれ、小川の滝見を眺める感じですね。（写真はこちらのもの） 「３段の湯」は先客と入れ替える様な感じで。ほどなく後客が見えた辺りで譲ります。 サイズは上段:3.5畳、中段:2.5畳、下段:2畳。 湯色は上・中段がほぼ無色透明だが、下段はエージングにより微濁りの感じ。 上段:適温41～42℃、中段:42℃、下段:40℃弱の具合でした。 湯口は上・中段にあり、オーバーフローは上から下へ。当然ながら湯の状態は上の方が良いです。水着利用されていたこともあり、正直なところ下段槽はへたり気味かなと見えましたが。総合的なパフォーマンスとしては充分です。

• 2012/09/15

  英人

  行く道すがら、普通に道端にヒグマがいました。日が暮れてからの入浴は鈴が必須アイテムです。

• 2012/08/28

  きくりん

  途中、野生のｷﾀｷﾂﾈやｴｿﾞｼｶ、子供のﾋｸﾞﾏ、鷲に遭遇しながら、ﾎﾃﾙ地の涯に到着。まだ時間が早かったので、無料の露天風呂へ。渓谷へと通じる坂道を下ると、すぐ「三段の湯」があり、先客はいません。そのまま50m程進むと、もう1つの露天風呂「滝見の湯」があり、こちらも先客なし。早速服を脱ぎ、その辺に置いて入ってみます。無色透明のﾅﾄﾘｳﾑ・ｶﾙｼｳﾑ-塩化物・炭酸水素塩泉は、自然湧出とのことで、肌に優しい浴感。湯温も、42℃位の適温です。ﾎﾃﾙ地の涯が清掃管理をしていて、とてもきれい。湯浴みしながら、狸の像の肩越しに滝を見ることができました。服を来て戻ってみると、まだ「三段の湯」には誰もいません。三段のうち、一番下の石組みの湯船は4人ｻｲｽﾞで、湯温42℃位。真ん中は、また4人ｻｲｽﾞで43℃位の熱め。そして一番上は、8人ｻｲｽﾞで40℃位のぬるめ。野趣にあふれ、いずれも貸切状態で楽しめたので、最高でした。ただ、こちらも脱衣場とかはなく、板の上に脱いだ服を置いていたので、雨が降ってこないかだけが心配でした。