Yudanaka Oonoya(湯田中大野屋)

Reviews

• 2005/02/22

  しゅう

  今月の３連休に宿泊しました。到着の第一印象は正直言って「ちょっとくたびれてるなぁ」という感じ。湯田中で３本の指に入る旧さだとかで、まあ仕方ないのかとも思いますが、隣りのリゾートマンションが真新しいだけに余計に目立ってしまいました。ただし部屋も館内も清掃が行き届いていて古いなりに清潔でした。女性スタッフの方もテキパキと動いてましたし、受け答えや気配りには非常に好感が持てました。それに引き換え受付の男性は・・・という感じなのが残念でしたが。食事はもう十分、というほど出ておいしかったです。特に江戸情緒が残る真田亭での食事は異空間を楽めてとてもよかったです。お風呂は、シャワーの出が弱かったこと、ジェット式に間欠で熱湯が噴出す湯船は落ち着けないこと、この２点だけが不満でした。この宿を選んだ最大の理由である室内プールは、広くて水もきれいで快適でした。ただし室温が低すぎて、水から上がったら震えが止まりませんでしたので、もう少しエアコンが効いていたらよかったと思います。題名にもあるとおり、ここは気配りと料理の宿です。湯田中温泉全体としても周辺に華やかさはないし（お隣りの渋の方が情緒はあります）、宿自体の老朽化は否めませんので、その辺に価値を置く方には不満が残るかもしれません。