Facilities
Address | Miyagi 大崎市鳴子温泉字赤湯18 |
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Telephone | 0229-83-3038 |
Official Website | http://kansiti.com/ |
Access |
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Types of effectiveness | Bad Circulation |
Equipments | Restaurants, Room Wears, Milky Lotion |
Services | Restaurants, Rest Areas, Non-Smoking Areas, Near the Train Station, Parkings |
Characteristics of hot springs | Private Bath |
Reviews
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2015/01/09
東鳴子の3湯目であり、当日のお泊り処です。こちらは1784年創業という老舗湯治宿。旅館部と湯治部があり、湯治部に宿泊しました。 さてこちらのお湯は2源泉あり。 ①源泉名:勘七源泉/ナトリウム-炭酸水素塩泉、泉温51.5℃。主な成分はNa:182.1mg、Ca:8.0mg、Mg:4.5mg、NH4:6.7mg、Fe(Ⅱ):0.4mg/炭酸水素:508.9mg、Cl:38.4mg、HPO4:12.1mg、硫酸:2.9mg、HS:0.2mg、チオ硫酸:0.2mg/メタケイ:213.8mg/H2S:0.4mg。溶存物質(ガス性除く):1001.0mg/kg、総硫黄:0.7mg、pH:6.8。 ②源泉名:新井第2号泉・動力揚湯源泉、新井第2号泉・唐竹沢源泉 混合泉/ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、泉温66.4℃。…こちらは近隣のお宿との共同源泉で、以下詳細は省略。 使用状況は加水:なし、加温:なし、循環ろ過:なし、消毒:なしの源泉掛流し表示です。但し大浴場の方については加水:あり(10%程度)です。まあ、源泉掛流し協会の基準では、高温泉は加水20%まで許容範囲内なので差支えない程度かと。 露天はなく、内湯のみで浴場が2カ所、大浴場と小浴場(不老泉)です。 A.小浴場(不老泉) タイル張り・縁取り御影の浴槽は2畳サイズ。底は玉石を散りばめたコンクリート造りの様でざらざらした触感。使用源泉は①の自家源泉です。湯色は透明感ある弱褐色で茶色味を帯びた綿状の湯の花あり。香りはモール系芳香臭で浴場の雰囲気にも漂います。浴感的には普通程度のつる感あり。槽内は適温41℃の具合。湯口は階段状になっており、源泉掛流しとするために投入量を絞ってチョロチョロと注がれる感じ。 B.大浴場 仕切りで区切られた2槽あり。大きい方は6畳サイズでややぬる40℃の具合。小さい方は3畳サイズで適温41~42℃の具合。こちらの使用源泉が②。湯色はほぼ透明に近い微褐色。湯口は仕切りの奥側にあり、双方に等しく注がれる感じで温度帯の違いが出来る。 旅館部と湯治部の違いは基本的に部屋と食事内容の違いの様です。部屋も食事もシンプルな感じでしたが、お安かったとお思います。朝晩は部屋食で出されます。 なお、勘七さんのすぐ近くには酒屋さんがあり、地酒もあります。蔵元に造らせたオリジナルブランドの秘蔵酒もあり。酒好きの方にはお勧めです。こちらで地酒を買い求め、マイ桶に雪を入れて冷やしたもので杯を傾けました。地物の肴も湯巡りのついでに買ってくれば、お膳にも華やかさが増すかも知れません。
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2014/12/04
東鳴子温泉らしいアブラ臭のする、良泉。 東鳴子は昔ながらの湯治宿が多い中、勘七さんは館内にエレベーターがありお年寄りには優しいお宿だと思います。 朝食つきプランで宿泊しましたが、ご飯も美味しかった。
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2013/09/28
東鳴子温泉にある少々レトロな湯治場風の旅館で、今回朝から立寄り入浴しました。共同源泉が引かれている大浴場は清掃中ということで、自家源泉が注がれる「不老泉」と呼ばれる小浴場へ案内されました。3~4人で一杯になる内湯浴槽には、適温で基本的に無色透明ですがやや黒っぽく見える源泉が掛け流されていました。しっかりとしたアブラ臭が感じられ、いかにも東鳴子温泉らしい泉質でした。入浴後は体が芯から温まり、しばらく汗が引きませんでした。鳴子温泉郷の中でも、この東鳴子温泉は鄙びた湯治場風の宿が多く、私のストライクゾーンです。