Anetogawa Onsen(姉戸川温泉)

Reviews

• 2015/11/16

  TAKE

  三沢から西方向に数km、東北町にやって来ました。三沢からこちらの道中では、頭上にかなりの爆音が響き渡りました。訓練中と思われる戦闘機の音ですね。旅客機とは異なり、低空で飛んでいるためか、かなりの迫力です。基地の街・三沢に近いのだなという現実を思いました。裏手から市町境まで1km未満、そこから向こうは米軍基地だという至近距離なんですね。帰ってから地図を再確認しましたが。何ともこんな処だったとは…。こちらのすぐ近くには青い森鉄道（旧ＪＲ東北本線）が走っています。こちらは小川原駅のすぐ近くにある素朴な感じの公衆浴場です。 さてこちらのお湯はアルカリ性単純温泉、泉温38.2℃、源泉名は中久根下泉。主な成分はNa:44.1mg、Ca:0.2mg、Fe(Ⅱ):0.2mg/CO3:35.5mg、炭酸水素:17.4mg、硫酸:10.2mg、Cl:5.6mg、HPO4:2.5mg、F:0.5mg/メタケイ:162.7mg。溶存物質（ガス性除く）:281mg/kg、pH:不明。 使用状況表示はありません。状況的に見て完全放流になっている模様ですね。 お湯の特徴としてはあまり目立った成分のない単純温泉であるが、アルカリ性が高いという点と、CO3およびメタケイが目に付きます。 内湯のみで９畳サイズ。深さは３段階で、手前1/3は浅めの寝湯、1/3が深湯、1/3が標準となっている。湯色は透明感ある黄色。香りは雰囲気に微硫黄、湯口でも仄かな硫黄を感じる。硫黄は分析値には顕れていないが、この点がアクセントになっている。浴感的にはつる感顕著。泉質的には前湯に類似した感じなのかと思う。ぬる湯40℃の具合となっていました。前湯では情報不足だったが、こちらの分析値を確認して見ると、やはりアルカリとCO3・メタケイの相乗効果といった感じだったかと納得出来た。鋼管製の湯口からは落差1ｍほどで勢いよく注がれます。 雰囲気としては共同湯のそれに近く、私的には前湯よりもこっちの方が落ち着く感じです。

• 2013/11/24

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】38.2℃ 【成分総計と泉質】0,281g アルカリ性単純温泉 【色】薄黄 【におい】モール・硫黄っぽさ 【味】ほぼなし 【浴感】肌つる 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】気をつけていないと見逃してしまいそうなくらい、飾り気がないというか昔ながらの雰囲気というか・・。中もガランとしており、二人が静かに入っているという状態でした。中央に浴槽があり、ドバドバと温泉が垂れ流れています。源泉温度がぬるめなので長湯できますし、ドバドバ注がれて多くのオーバーフローがありとても新鮮です。つるつる感も強く体表への泡付きがありますし、においもモールや硫黄が混じったような個性豊かなものです。体を伸ばしながら入浴していると深い闇に吸い込まれるような感覚に・・。ずーっと入っているとやっと汗が出てくるかなという感じです。もうめちゃめちゃ気持ち良い温泉で、入るより他はないです。　

• 2013/07/05

  ゆったり温泉

  　こんな素晴らしい湯があるものか。ドバドバと惜しげも無くちょっとモール泉気味の、ツルスベ感抜群の、嬉しい温湯が…。場所は確かに田舎の中。行くのに時間が掛かる。でもいい湯に出会えるなら厭わずに。また来られるかな。来たいな。