Hannyaji Onsen(般若寺温泉)

Reviews

• 2014/11/24

  TAKE

  こちらは吉松駅～北方向へ県道を道なりに直進して2kｍほど。創業から100年余りという湯治宿だとか。立ち寄りは300円。別途、家族風呂と蒸し湯もある様です。 さてこちらのお湯はナトリウム-炭酸水素塩泉、泉温54.2℃、源泉名は吉松川西３号。主な成分はNa:233.4mg､Ca:20.7mg､Mg:5.0mg､NH4:3.3mg､Li:1.5mg､Fe(Ⅱ):1.1mg/炭酸水素:516.9mg､Cl:58.1mg､硫酸:52.3mg､Br:0.2mg､F:0.2mg/メタケイ:109.1mg､メタホウ:10.1mg/H2S:mg。溶存物質（ガス性除く）:1024mg/kg､pH:6.7。 使用状況は消毒あり表示です。些か残念です。しかしながら、こちらも完全放流になるため気になる消毒臭は特になし。まあ、そう悪くないお湯だと思います。但し消毒あり&飲用不可の表示ですが、湯口に飲泉コップが置かれていたのが気になりました。 主浴場は内湯のみで２槽あり。 主槽はタイル張り・縁取り御影で7.5畳サイズ。槽内は適温42℃の具合。 小槽はタイル張りの4畳サイズ。深さが浅め40～50cmと、半身浴用なのか槽内はぬる湯39℃の具合。こちらの湯口はチョロチョロの感じで投入量の違いの様です。 湯色は微黄緑・微濁りで透明度は高めで底まで見通せます。湯の香は仄かな塩化物系の印象で、あまり金気は感じはしません。

• 2013/06/10

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】54.2℃ 【成分総計と泉質】1181mg ナトリウムー炭酸水素塩泉 【色】薄緑白 【におい】鉄系 【味】微甘味 【浴感】肌すべ 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】まるで民家のような施設で、やや奥まったところにあり地元客でにぎわうだろう。脱衣所はそこそこの大きさがあり、奥の浴室をガラス越しに見渡せる為やけに開放的である。さっそく湯に入ろうとして湯を見たら鉄系の湯で驚く。驚くというのは、この辺はモール湯地帯なのでこのような別系統の湯が湧くということに対してである。さっそく入ると、鉄臭と炭酸水素ナトリウムによるスベスベ感が分かるものであった。ほとんど単純泉であるが、炭酸水素ナトリウムがほとんど占めるので、その個性が出ている。浴槽の湯温はよくかけ湯しないと難しいほどの温度だったが、重曹泉なので浴後サッと熱を奪われたのは印象的だった。地元色の強そうな温泉であるが、この湯で３００円という安さである。