Akayu Onsen Kouzansou(赤湯温泉好山荘)

Reviews

• 2015/08/17

  TAKE

  こちらは野地から磐梯吾妻スカイライン方面に向かう途中。新野地を通り過ぎ、幕川よりも手前で右手の方に行きます。秘湯の会のお宿です。古びた感じの湯治宿といった風情ですね。 さてこちらのお湯は２源泉あり。 ①源泉名:赤湯の三番の湯/単純温泉、泉温68.0℃。主な成分はCa:84.1mg、Na:36.8mg、Mg:26.5mg、NH4:13.4mg、Fe(Ⅱ):7.5mg、Sr:0.3mg/硫酸:405.9mg、炭酸水素:85.1mg、Cl:1.3mg/メタケイ:219.6mg。溶存物質（ガス性除く）:897.5mg/kg、pH:6.3。 ②源泉名:赤湯温泉　白湯/単純硫黄泉、泉温49.1℃。主な成分はCa:15.8mg、Na:7.5mg、Al:4.0mg、Mg:2.8mg、Fe(Ⅱ):1.5mg、Cu:0.1mg/硫酸:96.0mg、Cl:2.0mg、硫酸水素:0.4mg、F:0.1mg/メタケイ:34.1mg/H2S:9.8mg。溶存物質（ガス性除く）:167.6mg/kg、総硫黄:9.6mg、pH:3.9。 使用状況表示はありませんが、秘湯の会の公式情報によると、源泉掛流しと掛流し（加水あり）となっている模様です。 お湯の特徴としては源泉①は宿名にもなっている看板のお湯。含土類の硫酸塩系で金気を含んだ感じ。この辺りでは硫黄泉が多いので、ちょっと変わった系統ですね。 源泉②は硫黄泉で、この辺のお湯に類似する感じです。 内湯はいかにも湯治宿といった飾らない風情ですね。こちらは上記の源泉①を使用。この内湯にも屋内と露天がある。 屋内は岩風呂風でこじんまりの２畳サイズ。湯色は黄土色の茶濁で透明度30cm。香りは金気。浴感はややぬめり感あり。あつ湯の42～44℃。ご勝手流で加水も出来る様で、湯口には蛇口から導かれたホースもつながっている。 露天は4.5畳サイズ。湯色は内湯よりも濁り増しで透明度20cm。適温41℃の具合。こちらは内湯からのオーバーフローと、別に投入された新湯を受ける感じとなっているのかな？ 近景の緑を眺める感じ。 離れとなる露天は野天湯といった感じだが、透明塩ビの屋根を被った半露天。4.5畳サイズ。 湯色は白濁で透明度は高く底まで見通せる。香りは硫黄。硫黄のインパクトは周辺のお湯に比較して、少な目の感じがした。浴感は特に目立たず。適温42℃の具合となっていました。

• 2014/06/29

  奥州の暇人

  どしゃ降りのせいかどうかは定かでないが内湯と露天風呂とも独占貸切状態で満喫できた。どちらもちょっと熱めだったが天気が悪く気温が低いのがよかったようだ。

• 2014/05/30

  一人旅温泉巡り男

  【源泉温度】 【成分総計と泉質】 【色】 【におい】 【味】 【浴感】 【温泉利用状況】掛け流し 【感想】赤湯と白湯という二種の源泉がありまして、赤湯は内湯・白湯は露天に満たされています。まず受付をしてからすぐ近くにある赤湯に入りました。５人くらいが入れるこぢんまりした内湯のみで、赤湯という名の通り濃い赤茶色の湯が満たされていました。入浴しようとしましたが、しばらく誰も入っていなかったのか非常に熱くて４８℃以上は確実にあったかと思います。鉄臭や鉄味を感知できまして、泉質的には硫酸系の単純温泉となっています。次に露天の白湯へ行きまして、こちらは白湯というより灰色っぽい感じですね。適温の単純硫黄温泉で、硫化水素臭を放っており舐めるとわずかに酸味がします。まるで違う二つの源泉なので、湯治でもして「今回はどっちに入ろうかな」なんて考えながら過ごしていると楽しそうである。