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車で乗り入れたら土だったのを覚えています。アスファルトで舗装なぞしていませんでした。部屋も独立性が高く、客同士があまりかち合わないように配慮されているようでした。家族風呂もあり(覗かれないためか閉鎖的であったのと、湯船のそこの小石がとがっていてチクチクしたのは×)料理もきれいで、接客態度も洗練されていました。風呂から浴衣を着て出ると、前の道のすみに床机があり、そこで座って休む客のために大きな鉄の急須に入れたお茶が用意されていました。それが妙においしく(風呂上りだし)結構飲みました。
何より一番うれしかったのは、フロントの棟に囲炉裏が作ってあり、その火にあたったりやきいも作ったり、金属のざるを合わせたようなものの中に小さく切ったもちや銀杏を自分で入れて火であぶり、あられを作り食べたことです。夜の楽しみ方を教えてくれているようで、TVなんかもったいないといった感じでした。夜の時間をとても楽しめたように思います。お湯もゆったりやわらかく、とてもリラックスできました。お湯とお料理もいいですが、夜はぜひ、あられを作ったり、銀杏をあぶったりお酒を楽しんだりしてみてください。0人が参考にしています