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2005/11/03入湯。
中央道須玉ICを下りて山中を30分ほど走ると、突然ですがっ!という感じで、新しい温泉施設「増富の湯」が現れます。開館時間の10時に合わせて到着したのですが、次々とお客さんが訪れて盛況でした。
源泉は画像のように27・30・33℃の3つの湯があり、すべて深い黄土色の源泉です。30℃と33℃はキャパが7~8名ほどでしょうか。30分以上長湯して成分を毛穴から吸収させるのがよいとのことで、なかなかスペースが空きませんが、朝一からでしたらソコソコ楽しめるかと思います。27℃はほとんど冷水での寝湯といった感じです。
他には銀の力で殺菌しているという大浴槽があり、これは普通の透明なお湯ですが、源泉が冷たいのでホッとする温かさです。ワイン風呂やミストサウナ、薬草の湯もありバリエーションに富んでいます。
私は立ち寄り湯の場合、朝一で入館して昼頃に帰るパターンが多いのですが、ここは一日たっぷりとお湯を楽しむ気持ちでいった方が良いかもしれません。その理由として①人里離れた山中にある②「ゴロ寝の部屋」などリラックスルームが充実③源泉を楽しむためには最低20~30分以上入浴が必要④一浴だけでは体験しきれないほど風呂の種類がある などが上げられます。
また、途中で館外に出ることも可能ですから、春先などは周囲の散策を終えてから再入浴などということも可能です。
一番の難点は人気施設のために「混む」ということですが、これは致し方ないでしょう。平日に出かけるか、無理な場合は朝一で源泉を楽しんだ後は、残りの人気薄(?)の風呂をゆっくり楽しむという戦法をとるしか無いと思います。
それと、無料の大広間は開館と同時にアッという間に場所取りがなされてしまいますので、長時間くつろぎたい方は、入浴の前にまず場所取りをするか、有料の個室を借りることになります。少々せわしないですが、人が集まる場所ですから仕方ありません。
泉質は抜群ですから、一度は体験してみることをお薦めしたい、山梨の名湯です。5人が参考にしています