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以前は敷地近辺で湧出の「旭の湯」のみの全く加水無しの
一緒に湧出する天然ガスで加温のみの温泉で
7~8人も入れば満員の浴室に、真湯の張られた4~5人ぐらい入れそうな浴槽と
真っ赤な温泉の張られた、入れても2人ぐらいの浴槽がある鄙びた温泉でした。
温泉浴槽は、自分で蛇口をひねって好きなだけ湯船に注ぐ事が出来る
小さいながら掛け流しの浴槽で
シュワシュワの泡が湯面で弾け、真湯に比べぬるいが妙に暖まるお湯でしたが・・・
平成17年4月に浴室を改装オープンし
新たに遠別町の海岸線にある道の駅「富士見」すぐそばでポンプアップされる
「富士見の湯」を運搬して2種類のお湯が楽しめる施設となったようです。
また、改装後の「旭の湯」ですが
私の知っている改装前の古い源泉のデータは、
含鉄(Ⅱ)-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
泉温29.4℃(浴槽内38℃天然ガスで加温) pH7.3 湧出量42L/min
このデータでの蒸発残留物は、16.760g/kg
改装後に、施設の方にコピーを頂いた分析表では
現在の「旭の湯」のデータは浴槽内分析のもので
ナトリウム-塩化物泉
泉温43.9℃(浴場内)加水あり pH7.3 湧出量不明
こちらでの蒸発残留物は、4.070g/kg
蒸発残留物から単純に考えると・・・4倍に薄まってることになりますね。
施設が立派になって、年配者に優しいバリアフリー化や
海の温泉と山の温泉両方が楽しめるのは大変良い事なのですが
昔のシュワシュワの真っ赤なお湯が懐かしいです・・・5人が参考にしています