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投稿日:2011年7月13日
源泉98.2℃でも加水なし (小浜温泉 雲仙荘(うんぜんそう)【休館中】)
ごんごんさん [入浴日: 2011年6月11日 / 2時間以内]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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33.0点
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国道57号線から道1本東に入った、静かで落ち着いたロケーションにある雲仙荘は、九州温泉道対象施設の1つ。
小浜温泉には珍しく新しくて垢抜けた感じのホテルながら、建物北側にある溝を流れる大量の捨て湯と玄関にある竹製温泉冷却装置からモウモウと湯けむりが立ち上っていて、その光景を見るだけでもテンションが上がります。
大浴場は2F。まだ真新しい感じで、脱衣所も清潔感があって快適です。
浴室はシンプルで内湯と露天が各1つ。国道57号線沿いではないので、残念ながら眺望はありませんが、小浜温泉で唯一温泉冷却装置「湯雨竹」を導入されているので、源泉温度が100℃近いにもかかわらず加水無しのお湯が楽しめます。
薄い褐色を帯びた熱めのお湯は、舐めるとかなりしょっぱくて顔を拭うとヒリヒリするほどの濃厚さ。湯口には食塩らしき白い析出物が付着しています(画像)。
温泉分析書の数値(ph8.4、メタケイ酸163mg/kg)を見ると少しヌルヌル感があってもよさそうですが、若干ツルツル感があるかな?という感じのお湯でした。塩湯ですので、ガンガン体が温まり、汗も大量に出てきます。
小浜温泉のお湯を加水なしで楽しめるというのは嬉しい経験ではありましたが、肌に刺激を感じるほどの塩分濃度だったので、個人的には少し加水があってもよかったかなと思いました。けれど、湯の濃さを考慮して湯上りにシャワーでサッと洗い流してから出たので、浴後にベタベタ感が残ったり、肌にかゆみを感じることはなく、浴後は肌スベ効果を実感できました。
あと、新しい施設らしく脱衣所が冷房がしっかりと効いていたのが、なんといってもポイントが高かったです。38人が参考にしています
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