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青谷梅林の近くにあるので行く途中に梅の花が目を楽しませてくれました。今年は梅の開花がやや遅かったようで3月13日で丁度見頃でした。
施設に着いて駐車場から入口までの道がまるで旅館のようにいい雰囲気でした。スー銭も進化したものだと思いました。
分析表をみると泉質はアルカリ性単純泉(成分総計0.457g/kg、pH9.3、30.2℃)です。pH9.3というアルカリ度は京阪神ではトップレベルの数字です。ツルツル成分である炭酸イオンも38.4mgとまずまずの数字です。期待して内湯浴槽に浸かると浴感特徴なし。どうやら内湯は温泉ではないようです。次に露天の浴槽に浸かってみると期待した通りのツルツルの浴感です。摂津峡の「祥風苑」には及びませんが、京阪神エリアではトップレベルと思われます。ただそのツルツル感はそれほど上質なものではなく、湯の鮮度がいまいちなのかと感じました。
その他の特徴は無色透明で無味と浴感以外は特徴のない湯です。匂いは微弱な塩素臭しか感じませんでした。塩素臭で匂いが消されたものと思われます。ただこの塩素臭ですがアルカリ度の高い泉質では塩素の効きが悪いので通常の何倍も入れなければならないはずであるが、湯口に鼻を近づけないと感じないレベルに抑えられており、許容範囲内と思われます。
湯の使い方は加温した源泉を掛け流しながら循環も併用しております。
露天浴槽はどれも熱めであり、つぼ湯のみ少し温度が低かった。寝湯はもう少し温度が低かったらいいと思いました。
露天には梅の里らしく梅の木が1本あり丁度見頃でした。内湯の浴舎は太い木の梁が張り巡らされており湯治場の雰囲気を出していたりと、全体的に雰囲気作りに力を入れており、高めの料金設定により混雑せずゆったりと入浴を楽しめますので癒しの施設としては良いと思います。0人が参考にしています