-
看板はあるものの、通りから坂を下るとこんなところに旅館が…と自然に期待が増す。和風のアプローチ、ポーチの雰囲気も悪くない。
玄関を開けると1メートル以上はあろう熊と鹿が上がり框でお出迎え。剥製とは分かっていても、及び腰で撫でてみる。
予想に反して意外にも気さくな若主人に代金を渡し、浴室へ。
湯船は3~4人程が定員の岩風呂のみ。冷鉱泉が故、加温をしているが、硫黄の香りは確か。やや笹濁りの色合いも独特。真っ黒に変色した蛇口からは飲泉も出来ます。
規模が小さい割には常連風の利用者が次々と訪れ、意外に賑わっている。規模や設備に関して正直多くを望めませんが、これからも地元の方たちに支えられていくのであろう。5人が参考にしています