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投稿日:2008年6月27日
温泉の質もロケーションも素晴らしい (癒しの郷 神湯荘(かみゆそう))
みつるんさん [入浴日: - / - ]
55.0点
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平日のお昼に鬼嫁ともども独り占めして参りました。河原の露天風呂に日帰り入浴です。鬼嫁との混浴を嫌う小生の影の意思によって、つつがなく鬼嫁は女風呂へ誘導され、小生は男風呂へと入りました。
まず受付は神湯荘へ。R425から県道へ分岐し、まあまあ狭い県道を適当に走れば神湯荘に到着いたします。ここの県道区間は「離合の空気読め」な感じがありありですが、所詮は酷道・険道初級編レベルで、そこだけ気をつければ通れないことはない道です。まあ紀伊半島を横断する道はどこでもこんな感じですから、トレーニングと思って取り組んでいただければいいんじゃないでしょうか。上湯から龍神にかけては酷道・険道マニア向けの風情が出てきます。ガードレールありませんし、落ちたら大変ですから一般の方はご遠慮ください。神湯荘への道は看板がそこら中に出ていますので迷うことはありません。神湯荘では料金を支払いチケットを受けとるのみで、あとは車ごと河原露天風呂へ参ります。初めての方は神湯荘で道をきっちりと聞いておきましょう。県道と神湯荘への道の分岐のところにもう1本、川へ「降りていく」道が出ています。そこを降りて行きます。神湯荘から見れば、そこの交差点は「ほぼ直進の下降」。これで行けるはずです。河原まで車を下ろせば管理人さんがいてますので、チケットを渡して手続き完了。1人500円になります。
「貸し切り状態なので男女どのように使ってもらっても構わない」との管理人さんの小声の説明を愛想笑いと共にスルーするふりをして(鬼嫁に聞かれぬように冷や汗をかきつつ)、「女風呂はこちらだね」と素の顔で鬼嫁をエスコート。私は一人男の更衣室に入りました。やれやれ。男子更衣室は扉に書いてありますので分かるはずですが、「緑の絨毯の始点」付近を見て下さい。
以後は裸天国の巻。熱いツルヌルの硫黄臭がある湯がこれでもかと広々露天にかけ流されています。10月頭~翌6月末が源泉100%、それ以外の季節は温度調節のため20%加水とありました。6月末に訪問しましたのでギリギリセーフなのですが、熱い場合は水のホースを使って薄めてくださいとのことですので、加水の有無は大きな違いにならないかもしれません。冬期なら100%源泉でも十分長湯できるでしょうけど、やはり6月だと熱いです。。。薄めましたよ、はい。
お湯の質は硫黄臭ありの重曹泉です。犬鳴山の山乃湯のように「強烈な重曹」ということはありませんが、「しっかりと感じることができる」という泉質は私の好みです。そして紀伊山地山間部のロケーションの妙は他ではなかなか味わえません。熱くなったら水風呂代わりに川にドボンすればよし、川ではカエルと一緒に、お風呂では蜜蜂を警戒しながらの楽しい入浴になりました。
注意するべきこととしては、河原露天風呂の底の色の変わっているところ・・・重曹とコケ類があいまって超低μ路になっています。要するにスリップ注意です。あと、紫外線と雨を遮る術はまったくないので、季節や天候を選んで入浴することをお勧めします。日焼けが100%悪になっている昨今、6月の昼間の入浴は他の人にお勧めできるものではないかもしれません(笑)0人が参考にしています
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