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投稿日:2009年9月16日
伝統的な木造3階建てと緑色の湯 (松之山温泉 凌雲閣)
かとぅんさん [入浴日: 2009年9月10日 / 1泊]
44.0点
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55.0点
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44.0点
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33.0点
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33.0点
秘湯を守る会の宿。松之山という新潟の奥地にあり、今ひとつ、どこにあるのか把握しにくい宿です。松之山温泉自体がかなり山間に位置しています。古い宿で伝統的な木造三階建て。泊まった部屋は二間に縁側が付いて、襖絵に化粧台など古き良き日本を感じる部屋の作りです。古い作りに清潔感もあり、旅館に来たなあとしみじみ思います。
湯は、露天風呂はなくて内湯のみ。男女別の大浴場の他に家族風呂があります。大浴場は循環・塩素消毒あり。家族風呂はかけ流しのみ。最初に家族風呂に行ってみたのですが、浴室にこもったアブラ臭が強烈。入った瞬間に鼻に突き抜けるような臭い。ガソリンのようなアブラ臭が好きな人にはたまらないでしょう。ただ源泉かけ流しなので熱湯です。水で相当薄めて薄めてからようやく入りました。
大浴場は、広さもあって、そこまで強烈な臭いはしません。循環しているせいもあるかも。タイル貼りの浴槽に、弱黄緑色の透明な湯が張られています。臭いは薄くなっているもののやはりアブラ臭。何か石油系の成分が入っているのでしょうね。味は中等度の塩味があり、ベースは食塩泉と考えてよさそうです。お湯も実力派なのですが宿泊の値段も安い旅館ではないので、源泉を空冷して入れるようにするとか、熱すぎないかけ流しを作ってもらえるといいですねー。9人が参考にしています
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