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投稿日:2007年9月17日
老舗のファミリー向け温泉旅館 (渋川温泉保科館(閉館しました))
評価まで10回以上さん [入浴日: - / - ]
55.0点
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奥蓼科温泉郷は殆どが一軒宿なのですが、車でそう遠くない距離の中に白や茶色の目に美しい湯色をもつ温泉が混在しています。また、湯色を楽しむ以外にも、超ぬる湯の長野県内屈指の名湯「渋の湯」(ここ数年、休んでいるのでしょうか?)、冷泉の薬湯「渋、辰野館」、高温泉「保科館」といった泉温でもバリエーションが豊富で、現地での気分次第でお湯を選べる、温泉天国なのです。
ここ「保科館」は緑がかった黄土色の高温泉で、外気が平地よりも数度低い高地にあって体が非常にあったまる、ありがたい山の温泉宿です。昔は、強烈に熱かったのですが、いまは別源泉を掘り当て、混合していい湯加減になっています。
お湯良し、景観良し、良い高温泉に絶対条件の涼しい風良し、と
文句のつけようもないお湯屋さんなのですが、特出する点があるので、書いておきます。
ここの露天風呂の一段下がった場所に源泉掛け流しの温泉プールがあるのです。なぜ、こんな山奥に温泉プールなのかと、首を傾げるむきもありますが、実は、この温泉プールが肝なのです。
小さい子供のいる家族が本格的な温泉宿でゆっくり湯浴みを楽しもうと計画しても、特に小さい子供さんだと、ただでさえテンションが高まってしまうので、じっとしていることができず、歩きまわったり、バシャバシャやってしまったりで、とてものんびりとと言う訳にもいかず、カラスの行水程度で上がらざるを得なかったり、別途料金の狭くて眺望が格段に悪い家族風呂に入らざるを得ないことが、少なからずあるとおもいます。
が、ここには眺望のよい露天風呂の下に温泉プール(夏限定?)があるので、プールに浮き輪の1つも浮かべておけば目の届く範囲で、1時間は好き勝手に遊んでいてくれるので、親も安心して本格的な湯浴みが楽しむことができるのです。
こういった秘湯ムードの温泉宿でこういった施設を持った温泉宿はめったやたらにあるものではないので、非常に貴重な温泉宿なのです(ゲーム機を置いてある旅館もありますが、わざわざ山奥に来て大人がお風呂に入っている間、ゲームをさせておくというのもどうかと、、、)。
子供がプールで楽しそうにバシャバシャやっているのを見ていると、30年ほど前に父親に連れられて、私もこのプールで同じようにバシャバシャやっていたことを思い出します。楽しかったなぁ。
ただし、大人になった私としては、露天横の苔むした内風呂の方がお気に入りなのですが。2人が参考にしています
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