修善寺の隠れた温泉民宿で激安日帰り入浴

修善寺温泉の中心地より少しだけ離れた高台にひっそりと佇む、木造二階建ての温泉民宿。母屋は手前の建物ではなく、奥の神社左脇の石段を上がって行きます。平日のお昼頃、日帰り入浴してみました。

入浴料300円は、玄関を入って右手に廊下を少しだけ進んだ左側のフロントで。よくある民宿の規模と侮るなかれ、館内は旅館並みに広いです。廊下を奥へと進み、左手に進んですぐに別棟の湯小屋へ。階段を上がった2階に男女別の大浴場があり、男湯は奥です。

棚だけの脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、固形石鹸とリンスインシャンプーのみです。

左側に4人サイズの石造り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉（源泉名: 小山泉 修善寺49号）が満ちています。泉温59.6℃を加水・加温せず（冬季のみ加温あり）、40℃位で供給。PH8.6で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・かけ流し併用で、消毒もありですが、塩素臭は気になりません。

奥の方は石に傾斜が付いていて、寝湯のように使えます。まったりしていたら、泡つきも。派手にオーバーフローはしていないのですが、新湯の投入量は良さそうです。白い小さな湯の花も舞っています。

続いて、外の露天風呂へ。3人サイズの岩風呂があり、湯温は38℃位。湯口の湯を口に含むと、無味でこちらは残念ながら微塩素臭を感じます。

中庭や石灯籠、垣根越しに山の景色を眺めつつ、ずっと貸切状態でまったりできました。

主な成分: ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ153.1mg、ﾏｸﾞﾈｼｳﾑｲｵﾝ0.1mg、ｶﾙｼｳﾑｲｵﾝ15.5mg、炭酸水素ｲｵﾝ72.4mg、炭酸ｲｵﾝ8.9mg、塩化物ｲｵﾝ129.1mg、硫酸ｲｵﾝ119.5mg、ﾒﾀ亜ﾋ酸0.1mg、ﾒﾀｹｲ酸57.9mg、ﾒﾀﾎｳ酸4.4mg、成分総計0.564g
※なお、平成24年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。