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9月2回目の3連休を利用して宿泊してきました。
国見温泉はかつて雑誌で初めて見た際、成分総計がダントツで多く約4600mg/kgと是非とも入ってみたい温泉でした。
もちろんエメラルドグリーンも綺麗で色も楽しめる温泉です。
(男性が入れる)すべての浴槽に夜中に行ってみましたが源泉温度が49.8℃のお湯はほとんど温度が下がらず注がれているのでしょう、露天も内湯もどれも激熱でした。
翌朝ホースからあらん限りの勢いで水を出してうめている人がいましたが・・・気持ちはわかります。
気がついたことは、湯口や浴槽の壁面を見たり触ったりしてみると一般的な湯花よりも結晶化(カリカリと少し硬い)している気がした点と湯の表面をよく見てみると油膜というか油の雫のようなものが浮いていてほんのり油臭がする点です。
油臭はガソリン系なきついものではなく気が抜けたようなかすかな臭いです。
逆にいわゆる硫黄臭は他の名だたる硫黄泉に比べれば気持ち軽い気がしました。
そして感想ですが、硫黄泉+油臭は個人的には理想的な組み合わせで感動しました。
期待していたとおりのお湯で大満足です。長期で逗留してみたいです。
<宿泊について>
23番の部屋(玄関の真上、6畳+次の間)、トイレ洗面所なし=8500円(税別)
食事は他の方が書かれているような感じですが、夜は必ずお刺身が付きます。
またよくある閉じ蓋鍋の蒸し焼き料理も付きます。
品数が多くて食べきれないほどです。
タオル、歯ブラシセット、浴衣が付いています。
押入れがないので布団は夕食中に係りの人が敷いてくれるまで使えません。
(たのめば持ってきてくれると思いますが)
水は山の自然水、電気は自家発電とほとんど山小屋です。
「旅館」=ぎりぎりセーフ、という感じの宿です。
そんな立地環境なのでおいしい食事がちゃんと食べられるのも夢のような話です。
<お風呂について>
大浴場内湯(新しい)×男女、小浴場内湯×男女、混浴露天、女性露天(小浴場女湯から行く)
合計6つの浴槽。大浴場にシャンプー・石鹸が常備。
各浴槽に水ホースがありうめられます。
日帰り入浴は500円になっています。
<オススメ情報>
温泉から数分車で下ると旧道のゲートがあります。
その旧道の先を徒歩で行き、道すがら振り返ると温泉街と秋田駒ケ岳のパーフェクトな眺望を得られます。
30分程で「ヒヤ潟」という小さな沼に着きますが岳樺やブナなどの美しい原生林を静かに堪能できます。2人が参考にしています