-
早朝から営業しているということで10月21日(日)の朝早く愛知を出発。
荘川ICから国道156そして県道451へ。県道451に曲がってすぐに「いいとこあるよ」の手書きの看板。「いいと
こ?」どこよ?温泉?わくわくする反面、噂に聞く大変さが頭を巡りドキドキ。途中「降水量が多い時は通行止
め」の案内がありますが、なるほど。道路の上を小川が流れている!それを越えなきゃならないんですね。そう
いう所が2、3箇所。降水量が多いと車が流される・・・そんなことがありえるのかも。ちょっとしたアドベンチ
ャー気分。県道ではなく険道です。凄く整備されていたと思うと突然ボロボロの舗装。その差が激しく、飛ばす
ことは絶対に禁物。その境目で段になっているような所もあり腹をこすった跡が結構。
自分自身温泉シールラリーを始めて、近道かと思った道がとんでもなかったり、また酷道といわれるようなとこ
ろも走るようになって慣れるようになってきましたので、そうした所に比べれば大白川に上がる道は道幅も結構
ありますし、細い所でも近くに回避個所も結構多いので、そう酷い所ではなかったかな。ガードレールがない所
もありますが、反射棒とロープが貼ってあるので、路肩が見難い事もないですし、とにかくスピードを出さず慎
重に行けば何も問題ないかなと思いました。
到着は午前7時45分頃。@nifty温泉の情報でも午前8時の営業開始という話だったのですが、実際向こうへつくと
午前7時からの営業。到着時にはもうすでに湯上りの方が何人か。
ロッジでお金を払い、少し歩くと秘密基地の入り口のような建物が現れます。そこが露天風呂で、入口に飲泉場
があります。
簡素な脱衣所にはロッカーは無く、脱衣かごがあるだけ。貴重品は持ち込まないようになさった方がいいでしょ
う。あと携帯の電波が届きません。まぁこんな山奥、当たり前か。
脱衣所には「大白川露天風呂を楽しむために・・・」という張り紙が張ってあります。
『 ◎石鹸、シャンプーを使用すると白水湖を汚します。使用禁止!
◎風呂場はとても滑りやすい。気を付ける事。
◎月・水・金が風呂の清掃日。湯の成分が濃いので、湯の花が多いのも月・水・金です。
◎風呂では飲食は厳禁!
◎脱衣所に忘れ物・ゴミを絶対にしない事!
※何もない、湯につかるだけの源泉。この景色、ロケーション・湯を充分に堪能
してください。 』
石鹸、ボディソープ、シャンプーの使用は禁止ですが、どうしても体を洗いたい人はロッジにて専用の粉石けん
(\200)を購入することになります。
脱衣所の扉を開けるともう大自然!
目の前には山と湖。遮るものはなく、人の気配のない自然が如何に神秘的なものかを実感できますね。午前8時
以前では山の陰になって湖面の色がわかりませんが、午前8時半頃~午前9時半頃に掛けてその陰がどんどんなく
なっていき湖面が日を受け始めます。そうすると今まではっきりと分かりませんでしたが、鮮やかなエメラルド
グリーンが現れ。湖面の色が顔を出すこのタイミングは本当に感動的。早すぎても色は確認できませんし遅すぎ
ても日ざしが強すぎて神秘的な雰囲気を感じることは難しいでしょう。朝方のベストタイムは10月20日頃では午
前8時半から午前9時半頃かと。
景観の右手の方、木々の間から煙が出ている所があります。源泉を湧出してる場所で、後で管理の方に聞いたら
歩いて20分程度(片道なのか、往復なのか失念)。見に行ける所らしいです。(ただ、小屋があるだけだそうで
すので、見栄えがいいものではないとの事。)時間がなくこの日は見にいけませんでした。残念!ちなみにこの
源泉は「しらみずの湯」の源泉でもあります。
《長くなったので以下へ続きます。》
2人が参考にしています