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2007/3/18 夜7時頃到着入浴しました。
先日友人の良かったの声を聞き訪れてみました。下田からの帰りにはよく通る道でしたが今まで利用したことは無いところでした。
下田街道の蓮台寺温泉で旧道に入ると金谷旅館の看板が見えてきます。
もう暗くなった駐車場には7~8台の車両。
沼津ナンバーが半数、他は横浜、品川などでした。
格式ありそうな玄関を入り、入浴料を支払います。
日曜祭日は1000円(2時間の制限あり)のようなのですが少々遅めの時間の利用だったためなのか?? 休憩室利用なしと思われたのか? 700円を帳場で支払いしました。
更衣室は棚かご式で貴重品ロッカー(100円返却式)もあり日帰り客には便利です。
浴室に入ると、もうもうとした湯煙で奥が見えません。入ると直ぐに洗い場が横に広がり1m50ほど先はすぐに浴槽が右奥まで広がっているようです。
利用者は4~5人のようです。
掛け湯をして木製(ヒノキ)の浴槽へ。適温の透明な湯は刺激もなく潤いのあるものでした。飲泉してみると上質の飲料水のような滑らかな味がします。
左手に湯口があり奥へと流れているようで湯口付近は結構熱め(43~44℃?)奥では41℃くらいと意図的に温度差を設けたつくりのようです。
奥までは15mほど、幅は5m(洗い場側は浅くなっています)
風呂で泳いではいけない、、というマナーはここでは適応せず、旅館発行のパンフレットにも「裸で泳ぐ快感を味わってください、、」とありました。たしかに気持ち良かったです。ただし平泳ぎ。混雑時やクロールでは迷惑必至です。
湯煙の中に女性の声? 奥がどうなっているのかもわからないので深め(約1mの水深)の浴槽を歩いていくと。 数人の女性が湯煙の奥にいらっしゃいました。千人風呂は混浴になっているのですね。夜間の湯煙の中なら意外と安心して女性も千人風呂が楽しめるようでした。
さらに奥は露天風呂があり、景観はありませんが夜空を眺めながらの入浴も楽しめました。
左手奥の低温泉も冷た過ぎずに交互浴すると体によい効果がありそうです。
千人風呂は昔から体の機能改善(リハビリ)に使われていたとのことですがなるほど考えられた納得の温泉施設です。
夜10時まで日帰り入浴可能な旅館は少なくこの手の施設は私にはとてもありがたい存在でもあります。
またこの木造ヒノキ浴槽は全国でも珍しいものの1つだとか、、。
いつまでも残って欲しいと思わせる温泉でありました。34人が参考にしています