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いや~ 雑誌のグラビアでここのお風呂を見つけて、
一週間後にもうきちゃいましたよ、金谷旅館!
今年の3月、ちょっと前になりますが。
お風呂は、もー 思い出すだけで至福のため息がもれちゃ
いますね。僕がいったのは夕方だったのですが、玄関から
風呂までの木の床の足触りから早くも至福の予兆・・・
いざ、千人風呂の扉をあけると、
ほーっ・・・
と、身体、瞬時にほぐれちゃいました。
大きな総檜造りの風呂にゆーっくりつかり、湯けむりの
流れをぼんやりまなこで追いかける。
幸福の定義とは、もしかしたらこうした湯けむりかもしれ
ないな~ なんて考えながら。
千人風呂の湯けむりは、外人さんをもとろかしてました。
30歳くらいのでっかい外人さん、彼も「ほーっ」て顔して
いたもんなあ。湯けむりにまかれて。
遠くから風に乗ってかすかに流れてくるのは、あれは、隣りの
中学校の運動部の掛け声でせうか。
金谷旅館の宵は、こうして更けてゆくのでありました。33人が参考にしています