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1月3日に山荘(3F)に1泊してきました。
14時チェックインだったのですが、昼過ぎと予定より早めに着いてしまい、受付の方に伝えたのですが、きっかり14時過ぎるまではチェックインさせてもらえず、結局2時間ほど駐車場で待ちました(^^;
肝心の宿ですが、
■建物・・・思っていたよりとても複雑な建物の構造で、「千と千尋」の世界に迷いこんだような、古い重厚な歴史を感じる素晴らしい建物でした。思わずいろいろと建物を探検をしたくなります。1日目は晴天、2日目は雪だったのですが、どちらの天候にも素晴らしく建物が映え、建物の内部から見る景色も、外部から見る建物の外観も、全てが美しく感動でいっぱいでした。
■部屋・・・レトロなのにとても清潔で、広々としていて、田舎のおばあちゃんちにいるような、ホッとした気持ちにさせてくれるお部屋でした。障子の絵柄もとても可愛く、部屋によって異なるようです。私の泊まったお部屋は富士山の絵でした。また、お茶うけも、キャラブキや梅干など全部で3種類あって、これも嬉しかったですね。
■料理・・・夜は懐石、朝は重箱のような可愛い2段重ねの木箱に入ったお料理と、お鍋やお粥でした。懐石は、ちょうど食べ終わる頃を見計らって2~3品ずつ部屋まで運んできてくれるので、ちょうど食べ頃の状態でお料理がいただけます。お料理は1品1品が、とても丁寧な仕事がされていて、本当にしっかりと味わって頂きました。朝も夜の懐石に負けない程の品数の多さと素敵な器たち、素材を活かした美味しいお料理で、量はすごくボリュームがあるのに、不思議と全く胃がもたれることはなく、むしろ食欲の出るようなお料理でした。調理する方たちの、素材やお客に対する気配りを感じ、感謝しながらいただきました。素晴らしかったです。
■温泉・・・趣の異なる色々な種類の温泉があって、2日間、飽きることなく楽しめました。柔らかいお湯で、臭いは全く感じませんが、入った後はお肌がビックリするくらいスベスベになりました。
■その他・・お正月期間ということで、夜は餅つき大会があり、これも楽しかったです。懐石で満腹なのにまたまた美味しいお餅をいただきました(^^; また、館内にスタンプコーナーがあり、それを全部集めたところ、チェックアウト時に積善館の小タオルをいただきました。これもいい思い出の品です。あとはなんと言っても、ここの女将さんです。夕食をいただいている時にお部屋まで挨拶に来てくださるのですが、余りの美しい女将さんで、ビックリ。女の私でも惚れ惚れしてしまうくらいでした。歴史ある積善館の名に恥じない、非常に美しい素晴らしい女将さんでした。他の従業員の方も、皆さん感じの良い方ばかりでした。
今回泊まってみて、あまりに自分には贅沢すぎる旅館だなぁとしみじみ感じました。ぜひ、親や祖父母を連れてきてあげたくなりますね。また必ずいつか来たいと思わせてくれる、強く記憶に残る素晴らしい旅館でした。2人が参考にしています