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投稿日:2016年9月13日
水郷佐原の古い銭湯 (松の湯(金平浴場))
baka123456さん [入浴日: 2016年9月12日 / 2時間以内]
55.0点
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33.0点
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55.0点
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関東以外の方も見ると思うので、説明しておきますと。
伊能忠敬の生地でもある千葉県佐原は(スケールは異なるものの)西日本でいうと柳川、近江八幡。中国でいうと蘇州。
といった感じの関東屈指の風情ある「水の街」です。
一方、駅前には潰れた「丸越百貨店」の廃墟があるなど、廃虚ファンにも魅力的な寂れたエリアでもあります。
まあ、そういう「変人」の趣味は置いておくとしても、この銭湯は魅力的です。
木造、瓦屋根の小さな建物。まず玄関両脇に九谷焼のタイル絵。
男女別の入口を入ると、番台と下駄箱、珍しいガラス扉のロッカー。
それが一緒になった狭い空間の脱衣所です。
狭いので、私は籐籠を使用。
浴室も田舎の共同浴場らしく小さいもの。
カランが、男女壁と島カランの2列だけで計13。
壁には26年の日付のある「西湖からの富士」のペンキ絵。
男女壁にも小さな富士のタイル絵があります。
浴槽は深湯、浅湯の2槽式、バスクリンが投入され、温度は43度付近か、ちょっと熱め。
思いがけず、客が4人と結構流行っていました。
このような木造でコンパクトな銭湯は、地方に行けば結構あるのかもしれません。
しかし私の経験では、江戸川区の「宝来湯」、葛飾区の「吉の湯」、埼玉県吉川の「松の湯」くらいしか思いつかず、文句無しの5点です。57人が参考にしています
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