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2006/07/07入湯。
1F脱衣所/2Fジェットバス色々/3F内湯&露天風呂といったレイアウトで、階段の上り下りが多く確かにお年寄りには辛い施設だと思います。しかし、あの住環境で様々な風呂を設ける場合は仕方ないかもしれません。せめてエレベーターを設置して欲しいですね。
でも、湯は確かに皆さん口コミされている通り素晴らしいものでした。41.1℃という奇跡の湯温での掛け流しで、泡着きもよく、ツルスベでトップリとした湯感がありました。匂いを指摘されておられる方がいますが、私はまったく気になりませんでしたし、店内掲示の分析表の知覚的試験の項目にも「僅微黄色透明 殆ど無味無臭」とありましたが、同感です。
「益荒男の湯」と「神楽の湯」が日替わりらしいですが、残念なことに評判の良い「益荒男~」ではありませんでした。神楽は奇数日(1・3・5日など)、益荒男は偶数日(2・4・6日など)らしいですから、次回の大阪遠征の際はぜひ偶数日に訪問してみたいと思っています。
画像は「神楽の湯」の露天ですが、ゆったりと掛け流されている源泉の下には白い泡溜まりができ、その泡は遠くの方まで細かく湯中を漂っていました(緑色に見えるのはタイルの演出色)。説明書きによれば、源泉は上からも下(おそらく浴槽内という意味)からも掛け流されて、湯温が均一になるように工夫されているそうです。
露天の向かいには同じ大きさの水風呂があり、火照った体を冷まして何回も源泉を楽しむことができるようになっています。この温泉施設を作られた方は、本当に温泉の楽しみ方がわかっているのではないかと感心しました。
難を言えば、泡々やツルスベなどが少しパンチ不足ということと、ぬる湯好きの私には適温湯だけというのが辛いこと。それと冒頭に書いたように階段が多いということで、多少減点しましたが、ここが素晴らしい温泉であることは間違いないと思います。6時間バスに揺られ、地図を片手に訪問した甲斐がありました。お薦めの湯です。
※しかし神戸地区というのは、湯質も価格もレベルの高い湯が林立してうらやましい限りですね。もっと地域として評価されても良い場所だと思います。0人が参考にしています