羽島市老人福祉センター羽島温泉の口コミ情報温泉そのものは良好かな

木曽川にかかる馬飼大橋の西側に位置する温泉です。老人福祉センターとのことですが、看板に大きく「羽島温泉」と書いてありますので迷うことはないと思います。公的施設らしく、入り口からフロント周りは簡素なものです。とはいいましても「箱もの」自体はお金かかっているでしょうね。入浴料金は200円と破格の安さです。
訪問当日は結構ごった返していまして、脱衣所も狭かったです。鍵付きロッカーはあります。ちょっと施設全体の傷みが来ているように思いまして、特に脱衣所からはカビっぽい臭いが立ち込めていたのは残念。季節的なものもあるでしょうし、身体を拭かずに上がってくる人たちにやられちゃっているのかな。「ちょっとありえんなぁ」という感じです。
お風呂ですが、円形の浴槽が1つ。それなりに大きくて人数は捌けます。カランー・シャワーは14基ありましたが、大抵は全席埋まっていました。人気のほどがうかがえます。
温泉はカルシウム・ナトリウム－塩化物泉でして、茶色く濁っている金属的な印象です。湧出温度は37℃で、成分総量は5.73g/Lだったと思います。加温と加水されているみたいですが、循環・消毒に関しては記述はありませんでした。塩素臭は感じられませんで、浴槽から常時湯があふれ出ていました。円形浴槽ですが、上からの投入と側壁からジェットのように投入されている分があります。投入されている分だけオーパーフローしているかと聞かれますと、ちょっと分かりかねます。といいますのも、円形のすべての淵からうっすらとあふれ出ていますので、オーパーフローの総量はそれなりと推察できるのですが、比較は難しいかなと。浴槽内の温度はそれなりに高くて、汗が噴き出してきます。その汗の引きもよくなく、逆に言いますと保温性は高いと思います。
温泉そのものは近くの海津温泉を薄くしたような感じで良好な状態かと思います。ただ、施設の性格上一般観光客向きかと言われるとちょっと難しいかもしれません。地方の財政状況が分からないので無理な注文をするのもアレですが、もう少し脱衣所のアレがよくなってくれれば安心してお勧めできるのにとは思います。あと、石鹸類はありませんので訪問される際は持参していきましょう。