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投稿日:2013年1月12日
冬の南魚沼そのものの風景 (五十沢温泉 ゆもとかん)
ぐまニストさん [入浴日: 2013年1月9日 / 1泊]
55.0点
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55.0点
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33.0点
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33.0点
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33.0点
湯の評判が高く、一度は行ってみたかった宿です。朝食付きプランで一泊しました。2名1室トイレなしで1人5250円(入湯税別)。価格帯が価格帯なので、部屋には期待していませんでしたが、思いの外、ごく普通の部屋でした。
真冬の平日の宿泊のためか、館内は閑散としておりましたが、20時まで日帰り客を受け入れていますので、夕方の風呂は賑っておりました。風呂は3つで、まず混浴岩風呂。味気ない雰囲気ですが、湯は評判どおり素晴らしく、アル単にも係わらず、口に含むとタマゴ味がして、充分に個性を発揮しておりました。噂に違わず投入量も申し分ありません。そして、岩風呂と隣接している混浴露天。囲いで覆われてしまっているので、眺望はさほど利きませんが、サイズはデカイです。こちらの湯の温度は、真冬ということもあり温めでした。混浴と離れたところにある男女別の内湯の印象は、岩風呂とほぼ同じです。尚、宿泊客に入浴の時間制限はありません。
今回の利用で最も印象に残ったのが朝風呂でした。朝食前、混浴岩風呂と露天風呂に、あわせて一時間ほど浸かりましたが、終始一人ぼっち。岩風呂に浸かり、小窓を開け、その窓からしんしんと雪が降り積もる広大な田んぼを、しばらく眺めていました。一面の銀世界の中、遠くの畦道にヘッドライトを点けた車が時々走って行く光景は、冬の南魚沼そのものです。風情に乏しく、サービス面に関して過度の期待をしてはいけない宿かもしれませんが、温泉に関しては間違いありません。忘れがたい雪見風呂となりました。4人が参考にしています
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