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露天風呂が相当広いと聞いていたので楽しみにしていました。初めての奥飛騨だったので、アクセスが心配でしたが予定どおり順調に進み、平湯温泉からも15分くらいで到着、受付をしたのがチェックイン前の14時くらいでしたが、それでも日帰り客で程よく込んでいました。玄関で近くの山の伏流水が飲めます。宿から離れた露天風呂へ案内されると「日本最大級の野天風呂」の暖簾が待っています。段を降りて行くと、混浴露天と女性専用露天に分かれ、皆女性は更衣のためにいったん女性露天へ、混浴の脱衣所はというと、露天風呂と隣り合わせになっており、そこを一歩出るとワイルドな景色が一面に広がります。広さだけでなく深さもかなりあるので「池」のような感じすらします。草津の「西の河原」を思い出しました。ロケーションはというと、片側を岩に囲まれて豊富な源泉がザーザーと流れ落ち、そしてもう片側は遠くに森が見え、近くを流れる川のせせらぎが聞こえるだけという何とも開放的で野性味のある景色です。湯は2つの源泉の混合泉でかけ流し、加水してありますがそれでもやや熱め、無色透明で若干の鉄臭を感じます。晴れの日は湯の熱さもそうですが、日差しの照りつけもあり、じっとは入っていられません。湯上りはさっぱりですが、湯冷めは無し。風呂の奥のほうは岩が重なり洞窟のようになっていました。男性客が多いですが、女性客も女性露天から時より入ってきます。バスタオル可(レンタル有り)なので混浴が初めての人でも気楽なようです。女性露天は広さがないので、この開放的な混浴露天を是非おすすめします。数少ないですが、洗い場やシャンプー、ボディソープも設置されています、露天風呂なのにありがたい配慮です、遠慮なく使わせてもらいました。今回は日帰り入浴だったので露天のみでしたが、他にも貸切露天や内湯があり、そちらにも入ってみたいと思いました。混浴露天は夫婦、カップルにおすすめです。
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