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投稿日:2011年5月4日
一泊2万円の宿、群馬版鶴の湯 (悠湯里庵(ゆとりあん))
温泉ドライブさん [入浴日: 2011年5月3日 / 2時間以内]
44.0点
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55.0点
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55.0点
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33.0点
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0 - 点
花咲温泉から背嶺トンネルを抜け、こちらにハシゴ湯をした。この沿線は沢山温泉があり悩むところだ。
妻は花咲で一風呂浴びて居るので、車に居ると言う。
入浴者駐車場とあったので早速入った。
この“ゆとり庵”は小さな旅館の湯だろうと思っていたが、とんでもない!
駐車場に車を止めてから向かおうとした瞬間、その姿を観てびっくりした。
道の向こうまで続く板塀、その上には茅葺き屋根の本陣のような宿泊棟が4棟だったか見える?
駐車場誘導係の中居さんが居たので訊いてみると、一棟に客室が2室づつあるそうで、まだ出来て1年だという。
入口も圧倒される。
私だけなのか?
説明するも、観に来て頂きたい。
桜散るなか、小雨降る中、宿泊客は入口付近で記念撮影される方々が見られた。
フロントで入館料はと訊くと、無料で御座います。と、言う。但し宿泊客区域は立ち入れない。
入浴のみ1000円掛かるとの事。
他の客がタオルが無いのだが、と、言っていたら、1300円ですと、聞こえた。
フロント上には東照宮を思わす、欄間の飾りがある。
ここは、かやぶきの郷、薬師温泉旅籠の姉妹店と言う事だ。
フロント横は売店、 その先には美術館と見紛うフロアがある。
江戸から昭和辺りまでの古民具を展示してある。
取りとめないかんじではあるが。
これが館内無料のゆえん。食事処まではいれるようだ。
その横に浴場入口があり甲冑がでむかえる。
武尊(ほたか)の湯である。
靴箱は鍵の無い扉式。貴重品入れは暗証番号式、ダイヤル式で使用法をよく見て
使う。
どちらも入れた場所を忘れそうだ。
100円リターンロッカーも少しある。
あとは脱衣かごのみ。
浴室入ると板壁の重厚な造り。
掛け湯、桶、椅子、風呂などが木製。
照明は暗め。
カランはシャワー一体形で個別の仕切りあり。先客は6人程、適度に散らばっている。
掛け流しの湯船には硫黄臭の湯が溢れる。無色透明の湯だがとろみを感じる。
瞑想に更けれそうな雰囲気。
内湯は2つ、露天は1つとあまり広くはない。サウナは無い。
背後に聳える武尊連峰にはヤマトタケル(日本武尊)伝説があり、此の地に湧く湯には弘法大師伝説がある。
このシチュエーションにこれらの展示品 に、お風呂、総てがマッチングしていた様に感じられたのは私だけか?
駐車場にいた妻をつれて無料の館内を見せてあげた。
H23.5.3火入浴5人が参考にしています
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