口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2018年5月5日)
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国道252号線から只見川に架かる湯倉橋を渡って左折した突き当たり、旅館「鶴亀荘」の奥に佇む湯倉温泉の無人の共同浴場。その昔、川岸で大亀が温泉で傷を癒すのを見て、川魚漁師が発見したのだとか。平日の午前中に、利用して来ました。
水害で建て直されたという、綺麗な湯小屋。玄関からまず畳敷きの休憩所があり、協力金200円以上は奥の壁の料金箱へ。そこから右手に進むと、男女別の浴室。以前は混浴でしたが、リニューアルに伴い男女別になったのだそうで、男湯は手前です。
棚に小さめの籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に3人分のシャワー付カランがある洗い場。共同浴場なので、アメニティはありません。
右側に6人サイズの石造り内湯があり、黄褐色に濁ったナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(源泉名: 湯倉温泉)が、源泉かけ流しにされています。泉温60.5℃を、加水せず41℃位に調整済(湯もみ板があります)。PH7.3で、やや肌がスベスベする浴感です。浴槽隅に源泉桝があり、栓で堰き止められていて、自分で開けて入るシステム。ただし、上がる時には閉め忘れないようにと、4ヶ所も掲示されています。熱過ぎて入れず、戻ってくる人が多いのだとか。口に含むと、鉄臭がして旨じょっぱい。湯面に、白い粉のような湯の花が浮いています。窓からは、只見川の雄大な眺め。ふと下を見ると、青森の古遠部温泉ほどではないにしても、捨てられた湯の温泉成分から石灰ドームを形成中。将来堆積して、凄いことになりそうです。この時はずっと貸切状態で、まったりできました。
主な成分: リチウムイオン1.3mg、ナトリウムイオン1242mg、マグネシウムイオン72.8mg、カルシウムイオン376.6mg、マンガンイオン0.7mg、鉄(II)イオン2.8mg、フッ化物イオン1.0mg、塩素イオン1427mg、臭素イオン3.5mg、ヨウ素イオン0.2mg、硫酸イオン1423mg、炭酸水素イオン867.9mg、メタケイ酸131.5mg、メタホウ酸18.3mg、メタ亜ヒ酸0.3mg、遊離二酸化炭素63.1mg、成分総計5.715g28人が参考にしています
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改装されて綺麗な建物なのに誰も管理人がおらず無人で、公民館みたいな休憩室の奥に男女別々の浴室がある。本当に貸切状態で恐縮してしまう。熱い源泉を窓を開け、湯もみ板まであり加水しない方式だが、源泉を長時間入れない限り適温である。200円以上の協力金で入れます。
18人が参考にしています
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只見川を渡ったところにある共同湯。混浴で、脱衣場は男女別。掛け湯は加水をしていいようだが、湯船への温泉は加水禁止。湯ぶねはあまり大きくない。
恐る恐る入ってみると入れるではないか。いい気分の湯浴みが楽しめた。
新しく入ってきた人に伺うと「ぬるいお湯に入ってきたので、ここでシャッキリさせたいと来たのです。お宅はどちらから?」「東京です」「大塩温泉には?」「入ってきました」「早戸温泉には?」「明日入る予定です」「今夜の泊りは?」「玉梨八町の恵比寿屋です」「あそこはいい宿ですよ」
いい会話ができ、うれしくなってしまった。湯船の写真を撮らせてもらい、喜び勇んでこの日の宿へ。
その途中、腕時計を忘れたことに気が付き、慌てて戻ったが、誰かに持ち去られたあと。残念。ここは忘れられない温泉となった。17人が参考にしています
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国道252号線で会津川口から大塩温泉に向かう途中、只見川を挟んで向こう岸に小さな建物周辺から温泉の析出物と思われる茶色の物質が川に流れこんでいる場所があります。あれが湯倉だなと、大塩の帰りに寄ってみることにしました。
本来、数稼ぎのような一日に5軒も6軒もの湯めぐりはあまり好きではないのですが、このあたりにはなかなか来れませんし、良い温泉が集まっていますので、少々感覚が鈍ってでもハシゴしておこうと思ったわけです。
国道から古びた鉄橋を渡り、左手の狭隘な場所に鶴亀荘、その奥に共同浴場があります。まずは遠目に見えた建屋周りの圧巻の析出物や源泉井戸を観察し、共同浴場に入りました。午後3時頃だったと思いますが、地元の人らしき2、3人の先客がありました。
3、4人サイズの浴槽に半透明の黄褐色の湯がかけ流されていました。湯温は43~44℃と熱めです。温度調整のため、井戸から供給される湯が全て使われること無く、結構な量がそのまま排出されています。もうひとつ浴槽があってもいいくらい湯量豊富です。お湯は源泉からすぐ送られてきているので新鮮かつ石膏臭なのか独特の臭いがあります。
湯に浸かって底を触ってみると、何やらザラザラしたものがあります。ゴミかなぁと思ってすくい上げてみると、アーモンドをスライスしたような白い凝固物でした。分析書には黄褐色沈積物を認めるとあり、パワフルなお湯であることを身をもって感じました。15人が参考にしています
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国道252号線の只見川沿いから橋を渡って対岸に出ます。目印としましては、「鶴亀荘」という旅館の奥になります。駐車スペースは湯小屋の前のちょっとした広場だけだと思います。プレハブの小屋でして、玄関を入りますとすぐに畳敷きの休憩スペースがあります。脱衣所は男女別々でして、籠のみ。ですが浴室は混浴となっています。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉で、pH6.9、68.7L/min、61.3℃、5559mg/kgというスペックです。黄褐色の混濁がありまして、味は塩味。当日一番風呂だからでしょうか、油膜が張っていていい感じでした。湯口の湯は浴槽に入るのと、直接捨てられるのとに分けられていまして、その塩梅で湯温を調節しているみたいです。当日はほとんどが捨てられていましてちょっと勿体なく感じました(笑)。凄い贅沢な使い方だと思います。
湯のパワーが感じられるいい共同浴場だと思います。当日は1時間ほどの滞在で、最初は貸し切り、しばらくしますと地元の男性が入ってきました。混浴に抵抗がなければお勧めできるところだと思います。いい湯を目当てに是非どうぞ。8人が参考にしています
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只見川流域に点在する温泉銀座国の一角をなす湯倉温泉。道252号泉を会津若松方面から向かうと、大塩温泉の手前に位置し、只見川対岸の国道からもオレンジの析出山と青い屋根の湯小屋が見えます。その析出物の凄いこと。今後益々成長しそうです。隣の赤い屋根は旅館鶴亀荘です。湯小屋の山側斜面には源泉の湧き出し所があり、共同湯と旅館鶴亀荘に配湯されています。
湯小屋に入ると広めの休憩室にソファーやイスがいくつも置かれ、ゆったりと寛げるようになっています。その他ヘルスメーターや掛け時計、大口寄付の芳名板、防犯ポスター、協力金入れなど、只見川界隈の共同湯で定番の品々が見受けられました。トイレも完備。脱衣所は男女別で、棚も多め。ただし、湯船は内湯が一つだけの混浴で女性には入りづらいかも。訪問時は誰もおらず、貸しきり状態。早速着替えを済まし浴室に突撃すると、なんとも使い込まれた浴室&湯船が鎮座していました。特に湯船周りはコッテコテの析出物で覆われ、成分の濃さを強烈にアピール。湯船は4人サイズのコンクリ製で深さも充分。源泉は湯船の脇を壁に沿って流されており、湯船に投入する源泉良をタオルで調節する仕組みになっていました。源泉は透明ですがシュワシュワと大き目の気泡が混入した湯で、鮮度も極上。ただ源泉が激熱なため、湯船に投入されるのはほんの僅かの量に調節され、源泉の9割以上が只見川にそのままダイブ。なんとも勿体ない。当日、湯船内の湯温は体感41度の適温。タオルをとってドバドバと源泉を投入し5分も経たないうちに体感43度、これでタオルを元に戻してじっくりと浸からせてもいました。湯は早戸温泉に似た感じで、同じ塩化物泉系の湯。源泉を口に含んでみると弱塩味と金気を感知。透明な源泉は湯船内でカーキがかった笹濁り。黄土色の湯の花も見受けられた。ジンジンと体の芯までしっかり温まる湯で、湯力の強さを実感しました。12人が参考にしています
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只見川沿いの、森林の中に展開する絵のような景色を見ながら妖精の里に辿り着きました。自然に包まれ、しかも素晴らしい温泉がたくさんあるなんて・・・夢のように素敵な場所ですね。
ルート252、スノーシェッドを抜けるとすぐに湯倉温泉がありました。ここって、入浴する前から雰囲気がたまりません。混浴で、脱衣所だけが別れているのもワイルドな感じです。
浴室の窓が開け放たれて、木々や対岸の景色が見えてとても気持ちが良いです。熱めのお湯は樋を伝わって浴槽へと流れています。成分の濃いお湯ということで、体いっぱいに染み亙らせたい気分になりました。ちょっと美味しいお湯をペコちゃんのカップで口に流し込み、素晴らしい時間を過ごしました。外に出て、建物の横の、一見赤土のようにも見える析出物の丘を感慨深く見ます。
濃いお湯のせいか、その後もう充分という気分になり、近隣の温泉は見学だけにして帰途に着いたのでした。これからまた、何度も来たいな。
9人が参考にしています
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08'6/26の木曜、09:00に訪れました。
前日に「早戸温泉つるの湯」に一泊した帰り道でも訪湯です。
すぐお隣りの旅館「鶴亀荘」が玄関のコンクリート工事を朝っぱらから派手にやってたんで、僕は、ああ、ここの共同湯は潰れちゃったんだ、と最初はこちらの共同湯の前を諦めて通りすぎちゃっていたんですよ。でも帰りに思い直して寄ってみたら、解体じゃなかった。改装してたのは隣りの旅館で、共同湯は関係なかったんですヨ。
で、あの、こちらのお湯なんですけど、「湯倉温泉 共同浴場」さん、超名湯です。一見粗末なプレハブ小屋なんですが、着替所で服を脱いで扉をあければ(尚、こちらの共同湯は混浴。着替所は男女別だけど、なかの湯船は一緒になっている)も~感涙(ToT;>
くるくる泳いでる茶や黒の無数の湯の花に、まず視線を吸いとられました。掛け湯してぽちゃりといくと、ああ、染みるなんてもんじゃない。かすかにこぶ茶のようなうま味の香る、神秘のお湯です。極上至高トップの湯。ガラス窓を全開にして、窓下の只見川をぼーっと眺めて、ずいぶん長いこと浸かってましたっけ。
あ。帰り道には、こちらの共同湯からクルマ一台分やっと通れる幅の「湯倉橋」の向こう岸に渡って帰るんですが、橋を渡ってふりかえったとき、共同湯の建っている岡が温泉のお湯の析出物で一面濃い茶色に染まっているのに気づいてびっくりしました。もの凄い成分です、こちらの湯(^^9人が参考にしています
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訪問日 2006.5.7(日)
川の向い側の国道からも析出物が堆積しているのがよく見える川岸の共同湯です。
脱衣所は男女別になっていますが中は一緒になっていますので、女性の方は入浴するのはかなりの勇気がいります。
私が妻と二人で訪れたときはたまたま誰もいなかったので、二人で入れました。でも、激熱で嫁さんはお湯につかることができませんでした・・・
源泉の注ぎ口にコップがおいてあったので、飲んでみましたが、あまりくせがなくかすかに味がついていてけっこうおいしかったです。10人が参考にしています
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