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投稿日:2022年10月9日
窓から四季の山の景色と白濁の名湯を満喫… (中藤屋旅館)
きくりんさん [入浴日: 2021年10月26日 / 2時間以内]
55.0点
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窓から四季の山の景色と白濁の名湯を満喫
那須湯本温泉街のメインストリートである那須街道(県道17号線)沿いで「鹿の湯分湯場」の隣に佇む、安政年間(1850年代)に創業した鉄筋3階建ての老舗旅館。「とちぎにごり湯の会」会員の宿でもあります。平日の午後、日帰り入浴して来ました。
通常は入浴料600円ですが、この日は「おもて那須手形」提示で100円引で入浴。受付は、玄関を入って右側のフロントで。フロントのすぐ奥に男女別の大浴場があり、男湯は手前の方です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に右側4人サイズと左側2人サイズに仕切られた檜造り内湯があり、緑白色に濁った単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)[源泉名: 鹿の湯・行人の湯混合泉]が、源泉かけ流しにされています。泉温53.7℃を加水・加温せず、右側は42℃位、左側は44℃位で供給。PH2.4ながら、肌がスベスベする浴感です。湯口は木の栓で調整され、口に含むと硫化水素臭がして酸っぱいレモン味。露天風呂はありませんが、窓の外には秋色づいた山の景色が広がっています。たまたま時間帯が良かったのか、ずっと貸切状態でまったりできました。
栃木和牛提供店として認定もされている宿とのことなので、一度泊まって自慢の特選那須和牛のステーキや地酒も味わってみたいものです。
主な成分: 水素イオン4.0mg、ナトリウムイオン29.9mg、カルシウムイオン56.2mg、マグネシウムイオン25.6mg、アルミニウムイオン21.4mg、マンガンイオン1.5mg、第一鉄イオン4.6mg、亜鉛イオン0.1mg、フッ素イオン0.5mg、塩素イオン69.1mg、硫酸水素イオン66.2mg、硫酸イオン493.7mg、リン酸ニ水素イオン0.1mg、硫酸0.7mg、メタケイ酸186.9mg、メタホウ酸8.4mg、遊離硫化水素88.5mg、成分総計1.064g
※なお、こちらは2018年の新しい分析書が掲示されていました。18人が参考にしています
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