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08' 5月28日水曜日の夕刻17:30に訪れました。
さきに川沿いの共同湯「疝気湯」に入り、宿の「三浦屋」で軽く昼寝を決めこんでからの訪湯であります。
肘折温泉の「顔」として有名なこちら「上の湯」さんは、もの凄くよかった。いわゆるさすがの名湯ってやつですか。
こちら案外大きな着替処がついてるんですよね。そちらで服を脱いで、浴場のガラス戸をがらりとやると、あら、広い---共同湯湯としてはかなりの湯舟の大きさです---ジモティーらしきお客さんが3、4人おられます。掛け湯して、まわりの人に軽く挨拶してお湯入りすれば、ああ、なるほどの名湯です。とろっとろの肌触り、お湯自体に密度を感じさせる不思議な湯質なり。顔に両手でぽちゃりとやると、むーっ、初体験の独特の苦味が感じられました。反して塩味はほとんど感じられません。
それに、あやっ、こちら、お風呂の窓際のところに帽子をかぶったお地蔵さんがいらっしゃるんですヨ。折りからの夕日っぽい光を背に受けて、それにお風呂の湯気のソフトフォーカス効果も重なって、湯ぼけた頭になんて神々しいこと・・・(^o^;>
いいお湯でした。さすが横綱って感じの名湯でしたね。湯上りぽかぽかの気分を乗っけて下駄でポクポクいく肘折温泉の夕刻の通りの帰り道がまたよかった。
湯けむり。旅籠屋。情緒ポクポク肘折温泉(^^)
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