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源泉をもっている立派な旅館。山々に囲まれており、ここに来るまでは道も狭く、秘境に来た気がする。
入り口が3階となっており、4階と1階にそれぞれお風呂がある。4階にある展望風呂は檜でつくられている。床も木の格子になっていて、お湯が間を抜けて落ちていく。建築にも凝っている気がした。流しっぱなしの温泉だ。つるつる滑りやすいのは泉質のせいで、肌にやさしい温泉である。天窓もついており、浴場内は明るい。天井は低いが、明るいので圧迫感はない。清潔ですばらしいお風呂だった。
同じく4階にある露天風呂は女性用となっていたが、誰もいなかったのでのぞいてみた。この旅館を紹介するときに必ず写真で紹介される展望風呂だった。すべて木で造られているので、木の肌触りが何とも言えない。お湯も上質で最高。すばらしい渓谷が眺められるが、あえて言えば、入口入って左の壁が景色を阻んでやや気になる。
さて1階は川沿いにある露天風呂。サウナもついている。それほど川に近くはないが、ゆったりと満喫できる。一人で入る温泉は最高だった。家族風呂も3つぐらいあった。けっこう広いので宿泊される方はぜひ利用していただきたい。とにかくお湯が良かった。
最後に、気になったのは、日帰り客への接客がいまいちだった点。4人が参考にしています