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「真賀温泉」のアーチをくぐり、狭い階段を上がっていくと温泉館があります。こちらは幕湯、家族風呂、男女別内湯から成る鄙びた温泉館です。私は一番泉質が良いといわれる幕湯という混浴に入りました。もう感動です。それほどここの泉質はよかった。湯原温泉卿特有のアルカリ性単純泉ですが、温泉成分の濃いのが肌でわかります。無味無色無臭ですが、肌にはヌルッと感じますが、しばらくするとスベスベ感となります。
幕湯は混浴なので躊躇しましたが、ええいと入れば誰もいなっかた。ちょっと薄暗いのですが、目が慣れてくると、湯の底まできれいに見えます。岩盤をくりぬいて作ってあるそうで、5・6人も入ればいっぱいです。湯の出てくるところに 無造作に竹筒がさしてあり、そこから湯がこんこんと湧いておりました。竹筒をまっすぐすると、湯面から竹が2センチほど高くなり、湧きたての湯が、浴槽の湯に邪魔されることなく上がってくるのが、実にいい感じ。(竹筒は抜こうと思えばすぐ抜ける。でも抜いてはいけません)
そこへ地元のおじいちゃんが入ってこられました。おじいちゃん曰く、「ここの湯は飲んでもええぞ!胃腸にいい。腹がへるぞ!」 その言葉に従い、湯を何度も飲みました。すると、次に40なかばのおじちゃんが入ってこられました。私は湯に感動していましたので、見るなら見ろ!という感じ。でも気の毒にその方は一生懸命に視線をそらしておられました。
鄙びた温泉館に最高の湯!郡司さんではありませんが、混浴だからこそ、最高の湯が満喫できるのではないでしょうか。この温泉をいつまでもこのままで保持して頂きたいと思います。9人が参考にしています