-
小さなプールとも例えられる立ち湯(混浴)を是非とも体験したく2時間ちょっとの立ち寄り湯でお世話になった。今時500円と言う料金も驚きだが『鍵付ロッカーが無いので貴重品や荷物もお預かりしますよ』とご主人。奥様だろうか『今は若い男の子達が入っているから混浴の方は入りずらいかな!?』との情報も頂く。なんて良い方々。先ずは女湯内湯で静静と掛け湯。こちらは湯槽の周囲が極狭でシャンプーやボディソープも備え付けがあるが掛け湯が精一杯な感じ。湯槽に先客がいれば掛け湯さえ大変気を使う。今日は一段と熱いらしいので早々に女露天へ。晴天でも万座の春はまだ浅く山肌にはまだまだ白い物が残こり、宿の裏からは清流の音。白濁の湯に浸かっては涼みを幾度繰り返しても飽きる事はない。そろそろかな!?ダメもとで混浴へ移動。運良く全くの貸切状態で2、30分あまり念願の立ち湯を満喫。さすがに広いが思った程深くはなく胸下位。でも深さがあるせいか湯は一層白濁度を増して見え有難ささえ感じられる。『本当にこんな贅沢させてもらっていいのですかぁ~』心の中で叫んでしまう。椅子位の高さの段差があるので腰掛湯も出来る。その後老紳士『失礼します』と入ってこられ、こちらも『お先です』と退散。びしょびしょのバスタオルを抱え女湯へ戻った。女湯脱衣場は床が温かく水分補給や小休憩の時に助かる。それにしてもだ。こちらの湯を体験して益々こちらの良心的な事を再認識させられる。500円なんて安過ぎですよ!!次回は絶対宿泊でお世話になるぞ。
24人が参考にしています