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投稿日:2008年10月21日
タイムスリップ (京都北白川天然ラジウム温泉えいせん京 【旧 源泉湧出元 北白川天然ラジウム温泉】)
ヒマジンさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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ラジウム温泉と言うこの辺ではめずらしい温泉が京都にあると言うので、今年の夏にその北白川天然ラジウム温泉をめざして、三条京阪から比叡山行きのバスに乗りました。バスから車窓を眺めていますと、百万遍のあたりから銀閣寺道を抜ける昔懐かしい市電のコースを思い出します。しばらくして狭いクネクネの山道に差し掛かると、よくこんな道をバスが走れるものだと感心しますけれども、市街地からあっという間に山深い風景に変り、地蔵谷というバス停で下車したら、すぐ目の前に目指す温泉がありました。
何とも不思議な一帯で、タイムスリップして40年前に戻ったような雰囲気でした。日帰り温泉と言っても、最近のスーパー銭湯風ではなくて、昔の商人宿のような印象で狭い玄関で靴を脱いで料金を番頭さんに支払い、タオル2枚、これも綺麗に洗ってはいるが新品ではないタオルを受け取って、2階の休憩室と浴室を案内してもらいました。客はほんの数人だけ、浴室ではたった1人、休憩室ではいびきをかいて寝ている人など3、4人がいるだけでした。放射能泉は初めてだったのですが、無色透明、無臭で余り印象の少ない温泉でしたが温泉成分の堆積物は確認できます。露天はないもののガラス越しに山の緑が見えるのが救いで田舎の温泉宿に来ているような雰囲気はありました。
張り紙類も手書き、しかも余り達筆とは言えない苦笑を誘うようなもので、いかにも効能がありますよといった内容でしたが、真偽のほどはわかりません。ただその夜はいつになくぐっすり眠れたので、なにか体に影響というか効果があったのかも知れません。
温泉もいいが、一度昭和にタイムスリップしてみたい方は是非行ってみてください。4人が参考にしています
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