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草津の共同湯で一番小さな(狭い)共同湯です。うっかり歩いていると見落とします。いや、探そうとしても存在に気づきません。何回も湯滝通りを行ったりきたり...まさかこんなところにあったとは!そのくらい町並みに溶け込み、ひっそりと佇んでいます。入り口が男女それぞれ建物の両側にある珍しいスタイル、怖いもの見たさというか、ちょっと入るのに勇気がいります。中は狭い脱衣所、そして狭く歪な形の浴室があります。思わずその狭さと形の面白さに笑ってしまいます。浴槽は2,3人入ればいっぱいです。そのときは観光客が3人位いましたが、みなさん関の湯がお気に入りのようで話が弾みました。そう、ここは決して万人受けする共同湯ではありません。建物も古く、少し無用心な感じすらします。(共同湯めぐりでは貴重品は持ち歩かない!)しかし鄙びた共同湯が好きな人にはたまらない魅力があります。この狭さのおかげで自然に会話ができたり、何より新鮮な源泉を味わえます。また外から聞こえてくる声、音を聞きながらの入浴は隠れ家的な楽しさがあります。湯は湯畑源泉、万代鉱よりマイルドな浴感、ちょうどよい温度でした。関の湯は地元の方も多く利用しており、18時以降は地元専用時間になります。時間を守って入りましょう。
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