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宿名の通り、広大な敷地内に緑の木々に囲まれ自然と調和した民芸調な佇まい。温泉街から離れた地でもありいかにも静寂で落ち着いた雰囲気である。手形で受け付けを済ませ入浴である。内湯を出て館外左手に桶湯と立ち湯が並び、その奥に木立の中に佇む「満天の湯」がある。岩を配し広めの湯船、打たせ湯付き。含硫黄ナトリウム塩化泉の掛け流しの湯が注がれ少々硫黄の臭いもし情緒も味わえる。高台になるのか緑の木々を眼下に見下ろす感じで眺めが素晴らしい。(夜でなかったのが残念かな)桶湯は成分が強いのか白濁の湯であり、また内湯も使用でき、独占状態での入浴でもあり満喫できた。天候にも恵まれ快適な道中だが、3件目ともなると当然喉が渇く。一人旅での欠点は、車移動のため大好きな湯上りビールが飲めないことだ。十六茶で我慢し4件目へと向かった。
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