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入口を入ると不思議なスペースがある。銭湯とも旅館とも違う。広いが、物が雑然と置かれていて落ち着かない。左手に、会社の窓口のような受付があり、浴場は右手にある。
浴室には二つの湯船があり、一方は8人程度、他方は3人程度が入れる大きさだ。いずれもモール泉と思われる、褐色のお湯が掛け流されている。湯温は、大きい湯船42度、小さい湯船が42度強というところである。外には、4人ほど入れる露天風呂もある。
いずれの湯口付近も、投入されたお湯から細かな気泡が発生して白く見える。湯温が高いため、圧力が下がった時溶解していた成分の気泡となる量が多いのだろう。ゆえに体への泡付きは弱い。
お湯には、少しぬめり気がある。カランから出るお湯にもぬめり気があり、温泉を使用していることが判る。
入浴料は420円で、地元の方が銭湯として利用しているようだ。入れ替わり立ち替わりよく賑わっている。
駐車場から、南アルプス間ノ岳(農鳥岳?)の稜線が少し見える。25人が参考にしています