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国道169号線下北山村から不動トンネル経由で再び国道169号線北山村に入る方法でアクセスすれば、最後の北山川沿いの数kmが1.5車線なだけで、あとは2車線の快適な道になっています。不動トンネルのお蔭ですね。名阪国道針ICから2時間半で行けました。以前は七色ダム沿いの道が憂鬱極まりないルートでした。
しかし依然として宮井大橋側から国道169号線でアクセスすると国道というより酷道といった趣がありますので、酷マニア以外にはお勧めできません。
さて肝心の温泉の話題です。皆さんが書かれている通り硫黄の特徴的な香りがいいです。内風呂は高温・露天風呂は中温の浴槽があります。どちらもわずかなオーバーフローといった形で、大部分が回収されて循環されていると思われます。しかしながら湯質はよく、硫黄の香りがしっかりしていますし、消毒臭を感じることはありませんでした。露天風呂には飲泉コーナーと打たせ風呂がありました。南吉野の山あいの景色を存分に堪能できる露天風呂の浴槽が特にお気に入りになりました。ここの露天は絶対に、近所の家から丸見えでして、その程度は上半身にとどまらないと思います。男女固定でしょう。
内風呂にはサウナがありますが、夕方からの利用となっていまして、昼間の開店直後に入浴した身ですから利用できませんでした。サウナのところに水風呂がわりに冷たい源泉をかけ流ししていると思わしき浴槽がありました。ここが一番ピュアな形で硫黄臭を楽しむ事ができると思います。ただ、浴槽というよりも「箱」みたいで、入るとき妙に「乗り越える」感覚があるのと、箱の底に若干の砂が堆積している点を斟酌しますと、ひょっとしてかかり湯用にプールしている箱かも知れません。その割には箱が大きかったりするんですが。もしも浴用であるなら、階段状の踏み台があってしかるべきとも思いますし、真相は闇。まあ一番いい湯がここに使われているのは間違いないですし、掲示その他の手がかりは皆無でしたから、ためらうことなくドボンしましたけれども(笑)1人が参考にしています