口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2015年1月22日)
4件中 1件~4件を表示
前へ 1 次へ
-
城崎温泉街から少し離れた、国道312号線沿いに佇む、昭和45年に開業した純和風旅館。以前、一泊素泊まりで利用しました。
城崎温泉駅から無料バス(組合バス)が出ていたので、電車で着いても安心(12:30~18:00頃まで)。夕暮れ時ともなると、かがり火が焚かれ、幽玄な雰囲気です。全館畳敷きで、素足に優しい。石造りの能舞台のある、手入れの行き届いた中庭を取り囲むように建てられています。この日は、2階の洋室シングルルームに宿泊。ビジネスプランだったので期待していなかったものの、きれいなお部屋でした。各外湯へは、宿のマイクロバスで送迎。電話すると迎えに来てくれるので、天気の悪い時なら、この方が便利なくらいです。でも送迎サービスは夜のみ(16:00~22:00)なので、朝は宿の大浴場「白虎の湯」で、無色透明のナトリウム・カルシウムー塩化物泉を満喫しました。次回は、是非かにづくしプランも堪能してみたいです。8人が参考にしています
-
今回、旅の宿として選んだのがここ「大西屋水翔苑」です。
ただ、予約時期が遅かったので、洋室ツインの食事なしプランしか、
空いていませんでした。
楽天トラベルで休前日一人8400円でした。
こちらがそのお部屋です。
普通のビジネスホテルのツイン部屋程度です。
まあ、この高級旅館にこの値段で泊まれるのは、
こういう理由なんですね。
ただ部屋を出ての施設は普通に同じように使えます。
部屋を出ての廊下は全て畳敷き。
スリッパ要らずで、館内歩くんはすっごく心地いい。
で、なんと言ってもロビーが最高!!
中庭をこうやって望むんですよ。
そして・・・
コーヒー、黒豆茶など、ドリンク無料サービスです。
この景色を眺めつつのコーヒータイムは最高♪
朝は、モーニングコーヒー2杯飲みながら、30分くらい、
ぼーっとしとりました。
そして、夜の中庭を望むロビーです。
かがり火が焚かれた、中庭は幻想的。
外湯めぐり後にもゆったりくつろげました。
ただ、奥に能の映像が映し出されるとのことでしたが、
単なるスライドショーでした。
これが映像やったら、最高なんですけどね。
内湯はどうでしょう?
こちらが温泉の情報。
城崎温泉は条例で、その内湯の大きさから、
温泉の使用量まで全て定められています。
なので、外湯同様、温泉の質に期待は全くできません。
ここも水道水加水で薄められており、循環の塩素投入です。
こちらが内湯。
ジャグジーのほうに入りましたが、ちょっと温度低めで、
ちょうどええ感じです。
そして、露天。
この周りの情景はええんですけど、このすぐ隣が道路なんですよ。
車がびゅんびゅん走る音が聞こえて、この点、興ざめでしたね。
なので、朝一番5時半にこの露天に入って、
ゆっくり夜明けのお風呂楽しみました。
サウナもついております。
まあ、ここでサウナ利用せんでもってことでスルーしましたが。
風呂上り後には・・・
フットマッサージも無料で使えます。
こんな感じで内湯が使えて、外湯めぐりに行くには?
リムジンカーで送迎をやってくれます。
これ、降りるとき、結構、注目集めますね~(^^;)
「さとの湯」まで送ってもらったんですけど、
駅前周りの観光客の注目集まって、ちっと恥ずかしかったです。
あと、デフォルトの浴衣のデザインが落ち着いていて、とっても素敵です
他の、近くの「ブルーきのさき」や「川口リバーサイドホテル」なんかは、
いかにも温泉浴衣で、女性ですとカラー浴衣をレンタルすべきですが、
ここ「大西屋水翔苑」はデフォルトでOKでしょう。
従業員さんの応対も完璧!
この宿、また泊まりたいって思わせてくれる宿でしたね。
やはり、この旅館、めっちゃ素敵過ぎます(^^)
写真つきで詳しくこちらのサイトで評価をつけて掲載しています。
全国源泉かけ流し温泉・スーパー銭湯紀行
http://gensen.ojaru.jp/5人が参考にしています
-
山代を後にし訪れたのが、ここ城崎。その温泉街より少し外れ、幹線道路沿いに立つのが今宵の宿「大西屋水翔苑」である。この城崎にあって一際目を引く佇まいは、客室数は30程。この地に限って言えば大型宿であり新感覚の高級和風宿と言ったところかな。
端整で広々としている玄関。そこには畳が敷かれ、まるで茶室のよう。中庭には能舞台を設け、それを囲むように延びる畳敷きの回廊には趣きが感じられる。館内至る所に意匠を凝らした造りは、格調と落ち着きの中にも所々に華やぎを見せており素晴らしい。
通された客室は1階「玄武の間」。清々しい数奇屋の佇まい。間取りは本間10畳+次の間6畳+濡れ縁付き。水廻りも快適で女性には好評だ。雪見障子の向こうに見える小ぶりな坪庭が風情を添えているのもいい。静かな環境なのだが、仲居さんが出て行かれてからが大変。携帯でのやりとり、テレビのボリューム、室内をドタバタ。うるさくてたまったもんじゃない。ビールを半分程残し温泉へ向かった。
温泉だが小洒落た造りの大浴場に露天付き。私の嫌いなサウナも併設。大浴場は十分に採光が取られており実に明るい。壁には白木を施しタイルは青色で統一、見た目にもすっきりとした印象。石造りの浴槽は至ってシンプル。当日はほぼ満室。宿の規模からすると少し狭い気もするが、混み合うこともなく快適に入浴できたのは良かった。ガラス越しの先には小ぶりな岩露天。岩と言えば豪壮なイメージを描くけど、ここは至って優美な造りとなっている。脱衣場も清潔感があり、アメニティも万全。風呂上がりにはラウンジ「桃山」にてのんびりと寛ぎ、土産処では見るだけといった具合に一人の時間というのも貴重である。また、私は行かなかったが外湯(タダ券)への送迎もして頂ける。
食事は朝夕とも客室にて頂いた。「但馬路遊膳」というコース。「七湯めぐり」とある前菜は城崎の外湯をイメージしている楽しい一品だ。また、3段重ねの重箱で運ばれてくる出石皿そばだが、そのうち2段には器に盛られたそばを、残りの1段には薬味が入っているといった具合。そば好きの私には見た目にも嬉しい一品だった。他、但馬牛のサイコロステーキも思ってた以上にボリュームがあり美味しく戴けた。山海の新鮮な素材を調理している膳は、皆が満足できて良かった。食事後にはラウンジ「花衣」にて喉を潤すのもまた格別。朝食もまずまず、飯を3杯もおかわりしてしまった。
子供達が選んだこちらの宿へは初めての宿泊だった。電話予約の時から対応も良かったそうで、皆さんとても親切で温かみもあった。皆、口を揃えて「今度は友達と来たい」と言っていたのは、満足したからだろう。当然、私ももてなしの質の高さを肌で感じた。
帰り際にも2人のスタッフの方々に車まで見送りを受け、カゴに盛られたキャンディーを戴いた。色んなアイデアがあるのだなあと「貰った飴」を口にしながら帰路についた。また機会があれば再訪したい城崎の良宿である。(08,8月下旬宿泊)
3人が参考にしています
4件中 1件~4件を表示
前へ 1 次へ