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小雨が降る中、国道414号線に設置されていた温泉街の案内板を頼りにたどり着きました。最後の100mくらいは道幅がかなり狭くなり心細くなりますが、施設の奥にある駐車場はゆったりしています。
外観は普通の古びた建物ですが、入浴券を買って受付の方に渡し、脱衣場に入ると雰囲気がガラリと変わり、古くからの共同浴場の匂いに満たされています。この手の施設にはめっぽう弱く、しかも貸しきり状態でしたので、言うことなし。
湯舟は浴室の中央にあり、カエルの置物の下から源泉がふんだんに掛け流されていました。湯舟から出て1~2分でオーバーフロー状態に戻るので、湯舟の規模と源泉の供給量も良いバランスだと思います(いい加減な計算ですが、私の首から下の容積は約60リットルですので、供給量は少なく見ても毎分30リットルはありそうです)。掛け流しですので、全て放流しているのでしょうが、もったいない限りです。
窓の外はいきなり狩野川で、景色も抜群。最初から最後まで一人きり、とても贅沢な時間をすごさせてもらいました。写真は浴室から撮った狩野川です。12人が参考にしています