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投稿日:2009年10月7日
近畿の尾根にある温泉 (雲之上温泉 ホテル 開雲荘(閉館しました))
zuramasaさん [入浴日: 2009年10月6日 / 2時間以内]
22.0点
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奈良県吉野郡野迫川村と聞けば奈良の吉野地域、さらに西吉野地域ということで五條市と縁が深いところというイメージであるのだが、実は奈良よりも和歌山の高野山とのアクセスがよい。奈良県の他の市町村との接続となると、旧大塔村との間に県道があるが、これはなかなか厳しい道で、高地側は1車線~1.5車線の林道となっている。簡単にアクセスできるところではなく、別名「奈良のチベット」とも呼ばれているところである。今回、行きは高野龍神スカイライン側から入り、帰りは大塔村へと出る形で動いてみた。ちなみに野迫川村役場から雲之上温泉までは「立里荒神社」を目指して行くことになる。雲之上温泉は立里荒神斜の奥700mのところにあるためだ。しかしながらここまでの林道、一応舗装されているものの坂は急だし穴だらけ、車高の低い車だと走行ラインが限られてしまい何かと疲れる。ここらあたりにも財政難ゆえやりくりに難儀する地方自治体の悲哀を感じさせる。
さてホテルのフロントで受付を済ませて日帰り入浴させてもらう。1人600円、タオルとバスタオルのレンタルつきである。浴室前に貴重品ロッカーあり。やや薄暗い脱衣所や浴室内は衛生面で不安を感じさせる。床の掃除はなされておらず、シャンプー類のボトルはカビが生えているものもあった。浴室は内風呂1つのみ、洗い場は3~4人用である。アルカリ性単純泉が恐らくは循環で用いられている。消毒臭も明確に感じられた。源泉の投入具合はよく分からないが、湧出量が少ないのだろうか、もし可能ならもう少し源泉のポテンシャルを活かせればと思った。7人が参考にしています
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