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投稿日:2017年7月22日
この時はちょっと早かった (湯元宝の家(閉館しました))
きくりんさん [入浴日: 2017年3月22日 / 2時間以内]
33.0点
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33.0点
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44.0点
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吉野山の中千本公園に佇む、昭和4年に開業した和風旅館。自家源泉を持つ、吉野山温泉の一軒宿でもあります。平日の午後、日帰り入浴してみました。
入浴料1000円は、玄関を入って右側のフロントで。入口付近には熱帯魚水槽が置かれ、大きなアロワナやエイに驚きます。玄関から左手の階段を下りて、1階の大浴場「阿吽の湯」へ。男湯は、奥の「吽の湯」です。棚だけの脱衣場ですが、ドライヤーも完備。少し階段を下りた所の左側に、4人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、オリジナルラベルの物と、DHCのナチュラルハーブ系のものが置かれています。右側に、5人サイズの丸タイル張り石枠内湯がありますが、こちらは残念ながら白湯。湯温は42℃位です。床や浴槽の底、湯口にまでメノウが埋め込まれた贅沢な浴室ですが、サクッと入って外の露天風呂へ。
屋根付4人サイズの岩風呂があり、ちょっぴり茶褐色透明の温泉法第二条該当泉(源泉名:吉野山温泉)が満ちています。泉温16.0℃を、加温・加水して41℃位で供給。循環・消毒もありで、湯口の湯を口に含むと無味弱塩素臭。浴槽の底からも注入され、泡つきあり。薄茶色の小さな湯の花も舞っています。眼下に広がるのは、山の斜面と木立の景色。吉野の千本桜を眺めつつ温泉に浸かりたかったのですが、まだ1本も咲いておらず、ちょっと時期が早すぎました。とはいえ、貸切状態でまったりできたのは良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン21.80mg、マグネシウムイオン8.80mg、カルシウムイオン46.0mg、鉄(II)イオン7.12mg、マンガンイオン0.69mg、リチウムイオン0.09mg、ストロンチウムイオン0.37、バリウムイオン1.80mg、アンモニウムイオン0.14mg、アルミニウムイオン0.05mg、フッ素イオン0.20mg、塩素イオン11.2mg、硫酸イオン7.12mg、炭酸水素イオン230.3mg、リン酸イオン0.25mg、硝酸イオン0.39mg、メタケイ酸56.0mg、遊離二酸化炭素762.0mg、成分総計1.155g
※なお、昭和63年の古い分析書なので参考までに。12人が参考にしています
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