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投稿日:2013年11月21日
白黒の湯の華が舞う良湯 (静響の宿 山水(さんすい))
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2013年10月3日 / 2時間以内]
55.0点
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国道168号線をホテル昴の方に入りまして、トンネル手前を左に進みます。上湯温泉の手前に位置する旅館です。鄙びた感じの雰囲気のよい旅館でして、御主人はお若そうに見えました。
薄暗いですが雰囲気のある内湯は木の浴槽でして、白と黒の湯の華がたっぷりのお湯が楽しめます。湯の投入量は多く、当然ながらオーバーフローも多いのですが、湯の華はまったく抜け出る様子もなく、嬉しいくらいに舞っています。42℃ほどの熱めの湯で、微つるつる感、弱硫黄臭も感じられました。
そうそう、源泉名は「十津川温泉2号泉・7号泉の混合泉」でナトリウム-炭酸水素塩泉。75.6℃、1.838g/kgというスペックです。「源泉かけ流し宣言」の十津川村ですからもろちんかけ流しです。
露天風呂は石の風呂で39℃ほど。湯の華はありませんでした。こちらは湯口手前で濾過しているのかも。湯の投入量を絞って温度を作っているタイプのお風呂です。ですからオーバーフローもそれほど多くはありません。あと、座浴の浴槽もありました。露天は上湯川に向かって開けているので、山間の渓流のうまい空気が楽しめます。温泉以外にこちらも楽しめるのが十津川村のいいところですね。
湯のコンディションがいいですし、「十津川温泉」の中では内湯の湯使いはかなりワイルドな感じのするところですから、是非立ち寄ってみてください。雰囲気のいい宿ですし、機会があれば宿泊したいところでもあります。お勧めの一湯ですよ。2人が参考にしています
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