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投稿日:2023年6月14日
なぜか緑がかって見える肌ツルの硫黄泉… (高城の湯 山桜桃)
きくりんさん [入浴日: 2022年4月14日 / 1泊]
55.0点
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55.0点
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44.0点
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55.0点
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44.0点
なぜか緑がかって見える肌ツルの硫黄泉
川内高城温泉街の玄関口に佇む、平成27年(2015年)にオープンした比較的新しい温泉旅館。また、日帰り入浴を積極的に行っている家庭的な湯宿でもあります。平日に、一泊朝食付で利用してみました。
宿名の「山桜桃(ゆすら)」とは、春に咲くユスラウメの花言葉である「郷愁」に由来するのだとか。
チェックインは、日帰り入浴と同じ受付で。3室の客室は全て2階にあり、この日はツインルーム「桃」に宿泊。トイレ付きで、空気清浄機もあるし、部屋はとってもきれい。
ただし、お茶等の備え付けはなく、有料のお茶や缶ビールが売っているだけなので、飲料水は持参した方がいいかも知れません。窓から、二宮金次郎?の石像と裏山を望む景色です。
早速浴衣に着替えて、1階にある男女別の大浴場へ。玄関からすぐのところで、男女入替はなく、男湯は右側です。
コインレス鍵付きロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、正面に掛け湯槽と左側に3人分のシャワー付カラン(源泉が出ます)がある洗い場。石鹸などのアメニティはありませんが、宿泊者には受付でお風呂セットの籠を貸してくれます。
窓際の左奥に4人サイズのタイル張り内湯があり、うっすら緑褐色がかったように見える(実際は無色)透明のアルカリ性単純硫黄温泉[源泉名: 川内温泉3号・川内温泉19号(混合泉)]が、源泉かけ流しにされています。泉温52.8を加水・加温せず、43℃位で供給。PH9.1で、肌がツルツルする浴感です。循環なし、おそらく消毒もなし。湯口の湯を口に含むと、硫化水素臭がして苦玉子味がします。
隣に2人サイズのタイル張り浴槽があり、こちらはサウナ用の水風呂。湯温は30℃位ですが、ザーザーと物凄い勢いで、オーバーフローし続けています。交互浴が気持ちいい!
21時まで日帰り入浴を受け付けていますが、それ以降は宿泊者専用タイムとなるので、就寝前と翌朝に貸切状態でまったりできました。
朝食は、受付横の食堂で。鯵の塩焼きと目玉焼き主菜の和定食。温泉水で炊いたご飯や、新筍の味噌汁が美味しかったです。
主な成分: ナトリウムイオン73.0mg、アンモニウムイオン0.9mg、カルシウムイオン1.0mg、フッ化物イオン1.2mg、塩化物イオン7.0mg、水酸化物イオン0.2mg、硫化水素イオン6.7mg、チオ硫酸イオン0.4mg、硫酸イオン13.7mg、炭酸水素イオン114.7mg、炭酸イオン28.2mg、メタケイ酸78.8mg、遊離二酸化炭素0.2mg、成分総計327.0mg15人が参考にしています
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