-
投稿日:2017年2月5日
隠れた名湯 (盤石山荘(ばんじゃくさんそう))
きくりんさん [入浴日: 2016年9月11日 / 2時間以内]
44.0点
-
55.0点
-
33.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
八雲町の森の中にポツンと佇む、個人所有の温泉。オーナーのご厚意により、地元の方々をはじめ、一般にも開放して頂いています。日曜日の午後、利用させてもらいました。
銀婚湯に向かう道道67号線、その約2km手前に唯一の看板があります。そこから、右へ別れる砂利道へ。落部川に架かる黄色い橋を渡って、約800mほど進むと、右側に現われるオレンジ色のカーブミラーが目印。曲がってすぐ、車2台分の駐車場スペースがあります。すぐ脇を流れる小川に架かる木製の橋を渡って、右手に見える青い湯小屋が目的地です。
確か小屋に看板があるはずですが、この時はなぜかありませんでした。サッシ戸を開けると、湯船と脱衣場。手作り感が、全面に出ています。来訪者が記帳するノートが置かれ、ご厚意に感謝して寸志は奥の木箱へ。プラ籠に服を放り込んだら、いよいよ浴室へGO!
一応、固形石鹸はありますが、シャンプー類は空っぽ。常連さんのもののようです。2人サイズの石造り浴槽には、うっすら茶褐色がかった透明の温泉(源泉名:不明)が、源泉かけ流しにされています。湯温は、42°C位で適温。肌がスベスベする浴感です。口に含むと、旨じょっぱい。茶色の湯の花が、大量に舞っています。窓からは、青空と森の景色。大自然に囲まれ、貸切状態でまったりできました。
上がって車に戻ると、駐車場で次のお客さんが待っていました。小さな湯小屋なので、気を遣ってくれたのでしょう。マナーと感謝の気持ちを忘れずに、皆さん利用されているのですね。これからも、温泉好きの方々に開放してもらえるよう願って、次の目的地へ出発しました。
ちなみに、分析書等は無い為、主な成分などはわかりません。ここを選んだ時に見た本によると、泉温46.0°Cの自家源泉で、毎分20L湧出しているそうです。14人が参考にしています
-